アキー&ソルトフィッシュ
塩抜きした塩ダラを玉ねぎやピーマンと炒め、なめらかなアキーをそっと合わせる、ジャマイカの国民的な朝ごはん。
作り方
ソルトフィッシュを流水で洗い、表面の塩を落とします。18 cmの鍋に入れてたっぷりの水を注ぎ、強火にかけて沸騰したらゆでます。湯を捨てて新しい水を注ぎ、もう一度ゆでます。身を少し味見して、しっかり味のついたおかず程度の塩気なら大丈夫。まだかなりしょっぱければ、新しい水でもう一度ゆでます。
この手順で使う材料ソルトフィッシュ(骨なしの塩漬けタラ) 150g
強火湯をきり、手で触れるくらいまで冷まします。皮と骨を取り除き(指先でなでると小骨がわかります)、2cmほどの一口大にほぐします。糸のように細かくしすぎると食感がなくなるので、小さな塊を残しましょう。
魚を冷ましている間に野菜を準備します。玉ねぎは薄切り、にんにくはみじん切り、ねぎは1cm長さに切り、緑の部分は分けておきます。トマトは1cm角、ピーマンは細切りにします。スコッチボネットはとても辛いので手袋をするか、触ったらすぐ手を洗いましょう。種と白いわたを除いてごく細かく刻みます。アキーの缶詰はざるにあけてそっと汁気をきり、軽くすすぎます。やわらかいスクランブルエッグのように、やさしく扱ってください。
24 cmのフライパンに油を入れて中火で熱します。玉ねぎ、にんにく、ねぎの白い部分、ピーマン、スコッチボネット、タイムを入れ、混ぜながら炒めます。玉ねぎが透き通ってやわらかくなり、色づく手前が目安です。
この手順で使う材料サラダ油 大さじ1½玉ねぎ 1個にんにく(かけ) 2個青ねぎ(太めのもの) 1½個ピーマンまたはパプリカ ½個スコッチボネット(唐辛子) ¼個生タイム(枝) 2個
中火トマトとほぐしたソルトフィッシュを加え、ときどき混ぜながら炒めます。トマトがくずれて軽いソース状になり、魚が温まったら黒こしょうで調味します。魚に塩気が十分あるので、塩はまだ加えません。
この手順で使う材料トマト 1個黒こしょう 小さじ¼
火を弱めの中火に弱め、アキーを上にのせて、ゴムべらで底からすくうように2〜3回だけそっと混ぜます。温めてアキーが中まで熱くなればOK。すでに加熱済みなので温めるだけで十分です。タイムの枝を取り除いて味をみて、ねぎの緑の部分を散らしてすぐにいただきます。
この手順で使う材料アキーの缶詰(汁気をきったもの) 260g青ねぎ(太めのもの) ½個
弱めの中火
料理のコツ
揚げダンプリング、ゆでた青いバナナ、焼いたパンノキ、または手軽にご飯とアボカドを添えて。塩ダラが手に入らなければ、塩漬けのスケトウダラでも同じように作れます。アキーを入れたら混ぜるのは最小限に。混ぜすぎるとつぶれてしまいます。
キャンプで作るとき
ソルトフィッシュは家で塩抜きしてほぐし、密閉容器に入れて保冷して持って行きましょう。キャンプ場ではガスバーナーひとつでできる手軽な朝食です。薄いキャンプ用フライパンは焦げやすいので火は中火程度に保ち、アキー缶と缶切りを忘れずに。