レイナ・ペピアーダのアレパ
香味野菜としっとりゆでて裂いた鶏むね肉をアボカドマヨで和え、ゆで汁でこねたアレパにあふれるほど詰める、カラカスのアレパ店の看板メニュー。
作り方
18 cmの鍋に鶏むね肉、水、玉ねぎ、にんにく、ローリエ、塩を入れて強火にかけます。沸騰したらアクを取り、弱火にしてふたを少しずらしてのせ、表面がゆらゆら揺れる程度でゆでます。いちばん厚い部分を切ってピンク色がなく、肉汁が透明なら(中心温度74℃)火が通っています。火を止め、ゆで汁につけたまま冷ますとしっとり仕上がります。
この手順で使う材料鶏むね肉 300g鶏をゆでる水 700ml玉ねぎ(大きめに切る) ½個にんにく(包丁の腹でつぶす) 2個ローリエ 1個塩(ゆで用) 小さじ¾
強火→弱火ゆで汁をこしてぬるく冷まします。ボウルに生地用のゆで汁、生地用の塩、サラダ油の半量を入れて混ぜ、とうもろこし粉を少しずつ振り入れながら混ぜ続けます。1〜2分もんでひとまとめにし、ぬれ布巾をかけて休ませます。耳たぶくらいのやわらかさで手にほとんどつかなければOK。ゆで汁のおかげで生地にほんのりうまみが加わります。
この手順で使う材料鶏のゆで汁(手順1でこしたもの、ぬるく冷ます) 200ml塩(生地用) 小さじ¼サラダ油 小さじ1白いコーンフラワー(加熱済みとうもろこし粉・マサレパ) 150g
生地をもう30秒こねて4等分して丸め、手のひらの間で回しながら厚さ1.5cm、直径9cmの円盤に押しのばします。縁のひびはぬらした指でなめらかに埋めます。
直径26〜28cmの厚手のフライパンを中火で熱し、残りのサラダ油を薄くぬります。生地を2cm間隔で並べ、片面ずつ、焼き色の斑点がある固い皮ができるまで焼きます。並びきらなければ分けて焼きます。焼く回数:1回。
この手順で使う材料サラダ油 小さじ1
中火アレパを天板に移し、200 °Cに予熱したオーブンで焼きます。たたいてポンポンと空洞の音がしたら取り出し、清潔な布巾で包みます。こもった熱で中はしっとり、皮はカリッとしたまま保てます。
オーブン焼いている間に具を作ります。冷めた鶏を取り出し、フォーク2本で繊維に沿って細かく裂きます。別のボウルにアボカドを入れてライム果汁をしぼり、フォークでなめらかにつぶしてからマヨネーズを加え、クリーム状に混ぜます。鶏、紫玉ねぎ、パクチーを加えて和え、塩とこしょうで味をととのえます。ライム果汁はアボカドの変色も防いでくれます。
この手順で使う材料よく熟したアボカド 1個ライム(果汁) ½個マヨネーズ 大さじ3紫玉ねぎ(ごく細かいみじん切り) 30gパクチー(葉とやわらかい茎、みじん切り) 10g塩(具の味つけ用) 適量こしょう 適量
熱いアレパの側面を包丁で3分の2ほど切り開き(湯気に注意)、具をあふれるほどたっぷり詰めます。「ペピアーダ」は「グラマーな」という意味なので、遠慮は無用です。アレパは温かく、具はひんやりのうちにすぐどうぞ。
料理のコツ
鶏はぐらぐら煮るとかたくなるので、静かにゆでてゆで汁の中で冷ますのがしっとりさせるコツです。残ったゆで汁はスープやご飯に使えます。具は表面にラップを密着させて冷蔵すれば半日ほど色が保てます。パクチーが苦手ならイタリアンパセリに替えてもかまいません。
キャンプで作るとき
鶏の具は家で作って密閉容器に入れ、5℃以下のクーラーボックスで運び、初日に食べきります。生地はキャンプ場でこね(ゆで汁の代わりに水でも十分おいしい)、厚手の鋳鉄フライパンにふたをして中弱火で片面8〜10分ずつ焼けば、オーブンなしでも中まで火が通ります。