バクラヴァ
バターを塗った薄いフィロ生地を何十層も重ねてくるみを挟み、カリッと焼いてレモンシロップをしみ込ませたトルコの代表的な菓子。
作り方
まずシロップを作ります。小鍋に砂糖と水を入れて強火にかけ、砂糖が溶けるまでだけ混ぜて沸かします。沸いたら弱めの中火に落とし、混ぜずに煮詰めます。少しとろみがつき、冷めるとゆるいはちみつ程度になればOKです。レモン汁を加えて火を止め、室温まで完全に冷まします。レモン汁はシロップが結晶化するのを防ぎます。
この手順で使う材料グラニュー糖 200g水 150mlレモン汁 小さじ2
強火→弱めの中火オーブンを175 °Cに予熱します。バターは小鍋に入れて弱火で溶かします。くるみは包丁か、フードプロセッサーで短く回して、レンズ豆くらいの粗いかけらにし、シナモンと混ぜます。フィロは使う直前まで袋に入れておきます。数分空気に触れるだけで乾いて割れてしまいます。
この手順で使う材料無塩バター 120gくるみ 150gシナモンパウダー 小さじ½
弱火20×15 cmの焼き型の内側にバターを塗ります。フィロを型の大きさに切るか、大きいものは半分に折ります。1枚敷いて刷毛でバターを全体に薄く塗り、次の1枚を重ねることを繰り返して、フィロの半量(10〜12層ほど)を敷きます。残りのフィロは濡れ布巾をかけて乾燥を防ぎます。
この手順で使う材料フィロ生地(市販品、冷凍なら解凍) 125g
くるみのフィリングを均一に広げます。その上に残りのフィロを同じように1枚ずつ重ね、そのつどバターを塗ります。一番上の1枚はバターを少し多めに塗るときれいな焼き色になります。しわは気にしなくて大丈夫です。破れた生地は中の層に使えば目立ちません。
この手順で使う材料フィロ生地(市販品、冷凍なら解凍) 125g
焼く前によく切れる包丁で3×4マスの四角かひし形に、底までしっかり切り分けます。焼いてから切るとフィロが粉々になります。残りのバターを切り目と縁を中心に全体に回しかけます。
オーブンの中段でオーブン、焼きます。表面と側面の層が濃い黄金色になり、乾いてパリッと見えたら焼き上がりです。色が薄いとシロップをかけたときにしんなりするので、数分追加で焼きます。
オーブンオーブンから出したらすぐ、熱いバクラヴァに冷ましたシロップをお玉で切り目に沿ってゆっくりかけます。ジュッと音がすれば正解です。熱い生地に冷たいシロップをかけることでサクサク感が保たれます。ピスタチオを散らし、ふたをせずに室温で最低置いてシロップをしみ込ませます。
この手順で使う材料ピスタチオ(細かく刻む、飾り用) 大さじ2
料理のコツ
シロップと生地のどちらか一方は必ず冷めていること。両方熱いとしんなりし、両方冷たいとシロップがしみ込みません。冷蔵庫に入れると硬くなるので、室温でふんわり覆って4〜5日以内に食べてください。
キャンプで作るとき
オーブンが必要なのでキャンプ場で焼くのは難しいです。家で作って密閉容器に入れて持っていけば、クーラーボックスなしでも数日おいしく食べられます。どうしても焼くなら小さな型をダッチオーブンに入れ、上下に炭を置いて焼けますが、火加減が難しいので底が焦げていないかこまめに確認してください。