バタータルト
サクサクのパイ生地に、ブラウンシュガー、バター、シロップのとろりと甘いフィリングとレーズンを詰めて焼く、カナダの国民的なお菓子。
作り方
生地:ボウルに小麦粉と塩を混ぜ、1cm角に切った冷たいバターとラードを加え、指先かフォークですり混ぜて、豆粒大のかたまりが残るくらいにします。氷水を少しずつふりながらフォークで混ぜ、手でにぎってまとまったらやめます。平たい円盤状にしてラップで包み、冷蔵庫で休ませます。脂肪が冷たいほどサクサクになります。
この手順で使う材料中力粉(打ち粉含む) 125g塩(生地用) 1つまみ冷たいバター(生地用) 55g冷たいラード(またはショートニング) 30g氷水 40ml
打ち粉をして生地を3mm厚さにのばし、直径10cmの型で6 × 10 cm枚抜きます。マフィン型にひとつずつ入れて底と側面にしっかり押しつけ、縁が型より少し上に出るようにします。型ごと冷蔵庫に入れ、オーブンを200℃に予熱します。
レーズンに熱湯をかけておき、ざるにあげてペーパータオルで水けをふきます。ふっくらさせておくと焼いても焦げません。
この手順で使う材料レーズン 40g
フィリング:小鍋にバターを入れて弱火で溶かし、火を止めます。ブラウンシュガーとシロップを加えてなめらかに混ぜ、溶き卵、バニラ、酢、塩を加えてスプーンでよく混ぜます。泡立て器で強く混ぜると気泡で表面が粗くなるので、やさしく混ぜます。
この手順で使う材料バター(フィリング用) 30gブラウンシュガー 50gコーンシロップ(またはゴールデンシロップ) 60ml溶き卵(計量、Lサイズ1個で約50g) 25gバニラエッセンス 小さじ½酢 小さじ½塩(フィリング用) 1つまみ
弱火冷えたタルト生地にレーズンを分け入れ、フィリングを3分の2の高さまで注ぎます。入れすぎると焼くときにあふれて型にこびりつきます。
オーブンの下段で200 °Cで焼きます。生地の縁がきつね色になり、フィリングがふくらんでふつふつと沸き、型を軽くゆすると中心だけが少し揺れるくらいで取り出します。
型のまま冷まし、小さなナイフを縁に沿って一周させて取り出し、網の上で完全に冷まします。冷めるにつれてフィリングがほどよく固まります。
料理のコツ
とろとろが好きなら1〜2分早く、しっかり固めが好きなら1〜2分長く焼きます。レーズンの代わりに刻んだくるみやピーカンナッツでも。時間がなければ市販のタルトカップを使ってもかまいません。
キャンプで作るとき
焼いて完全に冷ましたものを密閉容器に一段で並べて持っていけば、常温で2日ほどもちます。キャンプ場で焼くなら市販のタルトカップとフィリングを持参し、ダッチオーブンに底上げ網を敷いて上下に炭を置き、15〜20分焼きます。