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フランス, ヨーロッパ · カスレ

豚皮ブイヨンの本格カスレ ガーリックパセリのクラスト

豚皮と香味野菜のブイヨンで豆を煮て、鴨脂で焼いた豚肩肉、トゥールーズソーセージ、鴨のコンフィを重ねて長時間焼き、パセリとにんにくのパン粉で仕上げる本格派。

人分2人分
調理時間の合計4時間40分
豆を戻す+ 12時間
難易度むずかしい
人数分について乾燥豆は完全に柔らかくなるまで火を通してください。ソーセージと豚肉は中までしっかり火が通っているか確認しましょう。

作り方

  1. 豆を洗い、3倍量の水に浸けて戻します。ひと晩おけば十分です。

    この手順で使う材料乾燥白いんげん豆(カネリーニなど) 170g

  2. 豚皮を熱湯で2分ゆでて冷水で洗い、くるくる巻いてたこ糸で縛ります。戻した豆の水を切って20 cmの鍋に入れ、クローブを刺した玉ねぎ、丸ごとのにんじん、タイム・ローリエ・パセリの茎を束ねたブーケガルニ、豚皮を加え、ブイヨンを豆の3cm上まで注ぎます。強火で沸かしてアクを除き、弱火に落として煮ます。豆が柔らかく、でも形が残っているうちに塩で調えます。ごく弱い沸騰を保つと豆の皮が破れません。

    この手順で使う材料豚皮(精肉店で入手) 60g玉ねぎ 1個クローブ(ホール) 2個にんじん 1個タイム(枝) 3個ローリエ 1個イタリアンパセリ 3gチキンブイヨン(減塩) 750ml塩 適量

    強火→弱火
  3. 豆を煮ている間に豚肩肉を4cm角に切り、塩、こしょうをします。オーブンに入れられる22 cmの鋳物鍋に鴨の脂の一部を熱し、強めの中火で、全面に濃い焼き色をつけます。鍋が窮屈なら2回に分けると、蒸し煮にならずしっかり焼けます。

    この手順で使う材料豚肩肉(または肩ロース) 160g鴨の脂 大さじ¾

    強めの中火
  4. つぶしたにんにくの大半、皮をむいて刻んだトマト、トマトペーストを加え、豆の煮汁をお玉1杯注いで鍋底をこそげます。ふたをして弱火で、肉がフォークで簡単にほぐれるまで煮ます。

    この手順で使う材料にんにく(かけ) 3個完熟トマト 1個トマトペースト 小さじ2

    弱火
  5. 別のフライパンに鴨の脂の一部を熱し、中火でソーセージと鴨のコンフィを焼きます。ソーセージは全面に焼き色を、コンフィは皮目から焼いてパリッとさせます。ソーセージは3等分に切ります。

    この手順で使う材料トゥールーズソーセージ(または粗挽きの生ソーセージ) 2個鴨もものコンフィ(市販) 1個鴨の脂 大さじ0.6

    中火
  6. 1.5 Lの深い土鍋(カソール)か鋳物鍋の内側を、半分に切ったにんにくでこすります。豆からブーケガルニ、玉ねぎ、にんじんを取り出し、豚皮はほどいて細切りにして器の底に敷きます。豆の半量、豚肉とソース、ソーセージとコンフィ、残りの豆の順に重ね、こしょうをふり、豆がかぶる程度まで煮汁を注ぎます。残りの煮汁は取っておきます。

    この手順で使う材料にんにく(かけ) ½個黒こしょう 適量

  7. オーブンを150 °Cに予熱し、ふたをせずに入れて焼きます。45分ごとに表面にできた茶色い膜をスプーンで豆の中に押し沈め、乾いてきたら取っておいた煮汁を少しずつ足します。伝統的に、この膜を崩す回数が多いほど味が深まるといわれます。

    オーブン
  8. 生パン粉、刻んだパセリの葉、みじん切りのにんにく、溶かした鴨の脂、少量の塩を混ぜて表面に均一に散らし、再びオーブンに入れて焼き、こんがりとしたクラストを作ります。取り出して15分休ませ、器ごと出します。

    この手順で使う材料生パン粉(前日のパンをおろしたもの) 20gイタリアンパセリ 7gにんにく(かけ) 1½個鴨の脂 大さじ0.6塩 適量

    オーブン

料理のコツ

豚皮は煮汁にゼラチン質を加え、カスレならではの濃厚でつやのある口当たりを生みます。手に入らなければ省き、ブイヨンに粉ゼラチン小さじ1を溶かしても代用できます。豚肉と豆を前日に煮ておき、翌日に重ねて焼くと味がなじみ、作業も分散できます。

キャンプで作るとき

キャンプでは家で手順6まで重ねて冷まし、ダッチオーブンごとクーラーボックスで運びます。現地ではふたの上に炭を多め、下を少なめにして1時間半ほどゆっくり焼き、最後の20分でパン粉を散らし、ふたの上の炭を増やして焼き色をつけます。