ドライブラインのチキン・ヴェスヴィオ、レモンバターソース
塩をなじませて皮はガラスのようにパリパリ、中はしっとりの鶏肉、下ゆでしてから鶏の脂でカリッと焼いたじゃがいも、丸ごとにんにくとワインを煮詰めバターで仕上げたレストラン風。
作り方
ドライブライン:鶏肉の水気をしっかりふき、塩、こしょう、オレガノの半量を皮の下や身側にもまんべんなくすり込みます。網の上に皮目を上にしてのせ、ラップをせずに冷蔵庫で以上(できればひと晩)おきます。塩が肉の奥までなじんでジューシーになり、皮の表面が乾いてぐっとパリッと焼けます。
この手順で使う材料骨付き・皮付き鶏もも肉(1本約150g) 4個塩(ドライブライン用) 小さじ1¼粗びき黒こしょう 小さじ½ドライオレガノ 小さじ½
焼く30分前に鶏肉を冷蔵庫から出し、オーブンを220℃に予熱します。じゃがいもは皮付きのまま縦8等分のくし形に切って20 cmの鍋に入れ、2cm上まで水を注いで粗塩を加えます。強火でかけて沸騰させ、中火に落としてゆで、縁がやわらかく中心はまだかたいところで湯をきります。ざるにあげて表面が白っぽく乾くまで湯気を飛ばします。このざらついた表面がカリカリの秘訣です。
この手順で使う材料じゃがいも(中、1個約200g。煮崩れしにくい品種) 2個粗塩(じゃがいものゆで湯用) 小さじ3
強火→中火鶏肉の表面に出た水分をもう一度ふきます。オーブンに入れられる26 cmのフライパンにオリーブオイルを入れて強めの中火で熱し、鶏肉を皮目を下にして並べ、動かさずに焼いて脂を出し、皮が濃い焼き色になったら取り出します。混み合うときは2回に分けて。脂が多く残っていたら大さじ2ほど残して捨てます。
この手順で使う材料オリーブオイル(加熱用) 大さじ1½
強めの中火同じフライパンで強めの中火のまま、鶏の脂にじゃがいもを切り口を下にして並べ、焼きます。途中で一度返し、2面をカリッときつね色にします。
強めの中火火を中火に落とし、じゃがいもを端に寄せて、真ん中に半分に切ったにんにくを切り口を下にして置き、焼いて縁を色づけます。ワインを注ぎ、底の焼き色をこそげながら煮立てて半量まで煮詰めます。チキンブイヨンと残りのオレガノを加えます。
この手順で使う材料にんにく(1かけを半分に切る) 10個辛口白ワイン 150mlチキンブイヨン(減塩、できれば手作り) 150mlドライオレガノ 小さじ½
中火鶏肉を皮目を上にしてじゃがいもの上にのせ(汁が皮にかからないように)、フライパンごとオーブンに入れて220 °Cで焼きます。骨の近くのいちばん厚い部分が80℃前後になり、じゃがいもに竹串がすっと通れば焼き上がりです。
オーブン鶏肉とじゃがいもを温めた皿に移して休ませます。持ち手はとても熱いので、必ずミトンか乾いたふきんでつかみます。フライパンを中火にかけてグリーンピースを入れ温めたら火を止め、冷たいバターを数個ずつ加えてフライパンを回しながら溶かし、レモン汁をしぼってつやのあるソースにします。味を見てパセリを加え、鶏肉とじゃがいもにかけます。
この手順で使う材料冷凍グリーンピース 100g食塩不使用バター(冷たいもの、角切り) 20gレモン(果汁) ½個イタリアンパセリ(みじん切り) 大さじ2
中火
料理のコツ
ドライブラインは24時間まで可能です。その場合も塩は増やさないでください。ソースが脂っぽく分離したら、水かブイヨンを大さじ1加えてフライパンをゆすれば再びまとまります。ワインは飲んでおいしい辛口を。甘口だとソースが甘くなります。
キャンプで作るとき
キャンプには、家でドライブラインした鶏肉を密閉容器に入れてクーラーボックスの底に入れ、じゃがいもも家で下ゆでしていくと大幅に時短できます。スキレットで手順3〜5を行い、ふたをしてダッチオーブンのように上下に炭を置いて焼き、最後のソースはバーナーで仕上げます。温度計で鶏肉が75℃以上か必ず確認しましょう。