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フランス, ヨーロッパ · コック・オー・ヴァン(鶏の赤ワイン煮込み)

一晩マリネのブルゴーニュ風コック・オー・ヴァン

赤ワインに一晩漬けた骨付きもも肉をコニャックでフランベしてオーブンでじっくり蒸し煮にし、つや煮の小玉ねぎ、マッシュルーム、ラルドン、バタークルトンで仕上げるレストラン仕立て。

人分2人分
調理時間の合計2時間30分
ワインマリネ+ 12時間
難易度むずかしい
人数分についてフランベは必ず火を止めてからコニャックを注ぎ、周りに燃えやすいものがないか確認してください。アルコールの大半は飛びますが、完全にはなくなりません。

作り方

  1. 鶏もも肉は関節で切り分けて、ももとドラムスティックにします。玉ねぎ、にんじん、セロリは2cm大に切り、ニンニクは包丁の腹でつぶします。鶏肉、野菜、タイム、ローリエ、粒こしょうを容器に入れ、肉がかぶるように赤ワインを注ぎ、ラップをして冷蔵庫で漬けます(最低6時間)。ワインが肉にしみて、色と風味が深まります。

    この手順で使う材料骨付き鶏もも肉(1本約300g) 2個ブルゴーニュの赤ワイン(ピノ・ノワール) 550ml玉ねぎ 1個にんじん 1個セロリの茎 1個ニンニク 3個タイム(生) 3個ローリエ 1個黒粒こしょう 6個

  2. ざるでこして、ワイン、野菜とハーブ、鶏肉に分けます。ワインは直径18 cmの鍋に入れて強火で煮立て、浮いてくる灰紫色のアクをすくいます。生の鶏肉を漬けたワインなので必ずしっかり沸騰させ、3分の1ほど煮詰まればOKです。その間に鶏肉はキッチンペーパーで水気をしっかりふき、塩をふって薄力粉を薄くまぶし、余分をはたきます。

    この手順で使う材料塩 小さじ¾薄力粉(まぶし用) 大さじ1½

    強火
  3. 直径24 cmの鋳物鍋にサラダ油を熱して強めの中火にし、鶏肉を皮目から、返しながら濃い焼き色をつけます。肉同士がくっつくなら2回に分けます。鶏肉をすべて鍋に戻して火を止め、コニャックを注ぎ、柄の長いライターで鍋の縁から火をつけてほどアルコールを燃やします。顔や髪を近づけず、炎が大きすぎたらふたをして消します。フランベが不安なら、そのまま煮立てて飛ばしてもかまいません。

    この手順で使う材料サラダ油 大さじ1コニャック 大さじ3

    強めの中火
  4. 鶏肉を取り出し、マリネの野菜とハーブを鍋に入れて中火で炒めます。トマトペーストを加えて1分炒め、鶏肉を戻し入れ、煮立てたワインとチキンブイヨンを注いで鍋底をこそげます。ひと煮立ちしたらふたをして、160°Cに予熱したオーブンで蒸し煮にします。いちばん厚い部分に包丁がすっと入れば完成です。

    この手順で使う材料トマトペースト 大さじ1濃いめのチキンブイヨン(できれば手作り) 200ml

    中火→オーブン
  5. 蒸し煮の間に、ラルドンを1cmの棒状に切ります。直径24 cmのフライパンでラルドンを中火で炒めて脂を出し、こんがりしたら取り出します。同じフライパンに小玉ねぎ、砂糖、付け合わせ用バターの半量、小玉ねぎが半分つかるくらいの水を入れ、転がしながら水分を飛ばし、つややかな茶色にコーティングします。全部でほどかかります。

    この手順で使う材料パンチェッタまたはブロックベーコン(ラルドン用) 100g小玉ねぎ(ペコロス) 10個砂糖 小さじ1バター(付け合わせ用) 13g

    中火
  6. 小玉ねぎを取り出し、残りのバターを入れて強火で熱します。マッシュルームを重ならないように並べ、触らずに焼いてから返し、焼き色をつけます。詰め込むと水が出て蒸し煮になるので、分けて焼きます(焼く回数:1回)。ラルドン、小玉ねぎと合わせておきます。

    この手順で使う材料バター(付け合わせ用) 13g小さめのマッシュルーム 200g

    強火
  7. 食パンの耳を切り落として三角形かハート形に切り、バターを溶かしたフライパンで中火で、返しながら両面をきつね色に焼いてクルトンを作ります。

    この手順で使う材料食パン(クルトン用) 2個バター(クルトン用) 20g

    中火
  8. 鶏肉を取り出して付け合わせとともに温かく保ちます。ソースはざるでこし、野菜をぎゅっと押してしぼります。こしたソースを強めの中火で煮詰めます。やわらかいバターと薄力粉を指先で練り合わせてブール・マニエを作り、少しずつ加えて泡立て器で混ぜ、スプーンにからむとろみがついたらさらに2分煮ます。残りの塩で味をととのえ、鶏肉と付け合わせを戻して温め、クルトンの先をソースにつけてから刻んだパセリをまぶし、添えます。

    この手順で使う材料バター(ブール・マニエ用、やわらかくしたもの) 15g薄力粉(ブール・マニエ用) 小さじ1½塩 小さじ¼イタリアンパセリ 5g

    強めの中火

料理のコツ

ワインは飲んでおいしいピノ・ノワールが王道です。ソースの酸味が強ければ砂糖をごく少量加えます。一晩おくとさらにおいしくなるので、手順4までを前日に済ませ、当日は付け合わせとソースの仕上げだけでもOKです。

キャンプで作るとき

マリネと蒸し煮は家で済ませ、キャンプ場ではダッチオーブンで温めながら付け合わせだけを炒めて加えます。風のある屋外でのフランベは危険なので省き、コニャックは煮立てて飛ばしましょう。