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エジプト, 中東・アフリカ · フール・メダンメス

乾燥そら豆から煮る本格フール タヒーナとにんにくタシャ

乾燥そら豆をひと晩浸し、赤レンズ豆と一緒にことこと煮込み、タヒーナソース、ジュッと香るにんにくクミンオイル(タシャ)、半熟卵をのせたカイロ屋台の深い味。

人分2人分
調理時間の合計2時間40分
そら豆の浸水+ 12時間
難易度むずかしい
人数分について乾燥豆は最初の10分間しっかり沸騰させ、完全にやわらかくなるまで煮てください。そら豆はG6PD欠損症の人に重い反応(ソラマメ中毒)を起こすことがあります。該当する方は食べないでください。小さな子ども、妊娠中の方、高齢の方には、卵を10分ゆでて黄身をしっかり固めてください。

作り方

  1. そら豆をバットに広げ、しなびた豆や割れた豆、小石を取り除きます。よく洗い、豆の4倍以上の水に12時間浸します。2倍近くにふくらむので大きなボウルで。浸した水は捨てて洗います。

  2. 18 cmの鍋に戻したそら豆、赤レンズ豆、水を入れて強火にかけ、沸いたらアクを取って10分しっかり沸騰させます。その後弱火にしてふたを少しずらし、ことこと煮ます。30分ごとに確認し、豆がいつもひたひたにつかるよう熱湯を足してください。1粒を舌と上あごでつぶして、皮ごとやわらかくくずれれば完成。レンズ豆が溶けて煮汁をクリーミーにしてくれます。乾燥豆は生煮えだと体調をくずすことがあるので、必ず最後までやわらかく煮ます。

    この手順で使う材料乾燥そら豆(小粒のエジプト産フール、皮付き) 120g赤レンズ豆 15g水(煮込み用) 1,250ml

    強火→弱火
  3. 豆が煮えるころ、16 cmの鍋で湯を強火で沸かし、卵をスプーンでそっと入れてゆでます。すぐ冷水にとって殻をむきます。黄身はとろりとした半熟になります。

    この手順で使う材料卵 2個

    強火
  4. タヒーナソース:ボウルにタヒーナ、レモン汁の半量、にんにくの半量(すりおろし)を入れ、冷水を少しずつ加えながら混ぜます。最初はぼそっと固まりますが、水を足すうちに白くヨーグルトのようになめらかになります。

    この手順で使う材料タヒーナ(白ごまペースト) 大さじ1½レモン汁 大さじ1にんにく(かけ) 1½個冷水(タヒーナソース用) 大さじ1½

  5. 豆の鍋を弱火にかけたまま、塩、クミンの半量、残りのレモン汁を加えます。ポテトマッシャーで豆の3分の1ほどをつぶし、さらに煮て、スプーンからゆっくり落ちるゆるいおかゆ状にします。かたすぎたら熱湯を少し足します。

    この手順で使う材料塩 小さじ¾クミンパウダー 小さじ½レモン汁 大さじ1

    弱火
  6. タシャ:小さな14 cmのフライパンにオリーブオイルと薄切りにした残りのにんにくを入れ、弱めの中火で混ぜながら淡いきつね色にします。濃い茶色になると苦くなります。火を止めてすぐにクミンとプルビベルを加え、余熱でジュッと香りを出します。

    この手順で使う材料エクストラバージンオリーブオイル 大さじ2⅛にんにく(かけ) 1½個クミンパウダー 小さじ½プルビベル(トルコの粗びき唐辛子)またはチリフレーク 小さじ½

    弱めの中火
  7. ピタパンを乾いたフライパンにのせ、中火で片面ずつ温めます。

    この手順で使う材料ピタパン(またはバラディパン) 2個

    中火
  8. フールを器に盛り、タヒーナソースを回しかけ、熱いタシャを油ごとかけます。半分に切った半熟卵、角切りのトマト、パセリをのせ、仕上げにオリーブオイルをもうひと回し。温かいパンを添えます。

    この手順で使う材料エクストラバージンオリーブオイル 大さじ0.9トマト(中) 1個イタリアンパセリ(刻む) 大さじ2

料理のコツ

多めに煮て煮汁ごと冷蔵すれば4日、冷凍なら3か月もちます。圧力鍋なら手順2を高圧45分に短縮できます。小粒のエジプト産そら豆がなければ、皮付きの大粒でも作れますが時間が長くかかります。

キャンプで作るとき

豆を煮るのに数時間かかるので家で済ませ、煮汁ごと密閉容器に入れてクーラーボックスで運びます。キャンプ場では温めてつぶし、タシャを作って卵をゆでるだけ。