ゲミスタ(ギリシャ風野菜の詰め物焼き)
トマトとピーマンをくり抜いてハーブ香るトマトライスを詰め、じゃがいもと一緒にオリーブオイルをたっぷりかけてじっくり焼くギリシャの夏の家庭料理。
作り方
オーブンを190 °C(オーブン)に予熱します。トマトはへた側を1cmの厚さで切ってふたとして取っておき、スプーンで中身をくり抜いてボウルに入れます。壁は5mmほど残すと焼いても破れません。くり抜いた中身はミキサーにかけるか細かく刻みます。ピーマンもへた側を切ってふたにし、種と白いわたを除きます。野菜の内側に塩の一部を、トマトには砂糖も軽くふります。
この手順で使う材料大きめのトマト(かたく熟したもの) 2個ピーマン(大きめ) 2個塩 小さじ¼砂糖 小さじ½
オーブン直径24 cmのフライパンにオリーブオイルの一部を入れて中火で熱し、みじん切りの玉ねぎを炒めて透き通らせ、みじん切りのにんにくを加えて30秒炒めます。
この手順で使う材料エクストラバージンオリーブオイル 32ml玉ねぎ 1個にんにく(片) 1個
中火米を加えて1分炒めて油をなじませ、トマトの中身、トマトペースト、塩の一部、黒こしょうを加えて弱めの中火で煮ます。米はまだかたくて大丈夫(オーブンで火が通ります)。火を止め、刻んだミントとパセリを混ぜます。
この手順で使う材料中粒米(アルボリオなど、洗わない) 100gトマトペースト 大さじ1塩 小さじ0.4黒こしょう 適量フレッシュミント 5gイタリアンパセリ 10g
弱めの中火野菜を25×20 cmの耐熱皿に立てて並べ、詰め物は3/4の高さまでにします。米が炊けるとふくらむためです。残った汁を少しずつかけ、ふたをかぶせます。じゃがいもは皮をむいてくし形に切り、野菜の間に詰めてオレガノと残りの塩をふります。残りのオリーブオイルを全体に回しかけ、水を皿の底に注ぎます。
この手順で使う材料じゃがいも(中) 2個乾燥オレガノ 小さじ½塩 小さじ¼エクストラバージンオリーブオイル 48ml水 100ml
アルミホイルをかぶせてオーブンで焼き、ホイルを外してさらに焼きます。米がやわらかくなり、ふたにところどころ濃い焼き色がつき、じゃがいもがこんがりすれば完成です。途中で底が乾いたら水を少し足します。
オーブンオーブンから出して置き、詰め物を落ち着かせて味をなじませます。ギリシャでは温かいままか常温で食べ、好みでフェタチーズとパンを添えます。
料理のコツ
トマトが小さければピーマンの割合を増やします。米がかたいときはホイルを戻して水を大さじ数杯足し、10分追加で焼きます。翌日のほうがおいしいので多めに作るのもおすすめ。
キャンプで作るとき
ふた付き鋳鉄ダッチオーブンに野菜を並べて熾火にのせ、ふたの上にも炭を置いて約1時間焼けます。詰め物を家で作ってクーラーボックスで運べば、現地の準備がぐっと楽になります。