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オーストリア, ヨーロッパ

ゲルムクネーデル(オーストリアの蒸しイースト団子)

濃厚なプラムジャム(ポヴィドル)を包んだふわふわのイースト生地を蒸し、溶かしバターとけしの実砂糖をたっぷりかけたオーストリアの山小屋の味。

人分2人分
調理時間の合計38分
発酵+ 1時間5分
難易度ふつう
人数分について中のジャムは生地よりずっと熱くなります。必ず蒸気を抜き、少し置いてから食べてください。けしの実の販売が制限されている国では、すり黒ごまや細かく挽いたくるみで代用できます。

作り方

  1. 牛乳を小鍋に入れ、弱火で、指を入れてぬるいと感じる程度(約37℃)まで温めます。火を止めてイーストと砂糖を混ぜ、10分置くと表面が泡立ちます。熱すぎるとイーストが死んで生地がふくらみません。

    この手順で使う材料牛乳 85mlインスタントドライイースト 3g砂糖 15g

    弱火
  2. 大きなボウルに粉と塩を入れて中央をくぼませ、イースト入りの牛乳、卵黄、やわらかいバター、レモンの皮を加えます。ゴムべらでひとまとめにしてから手でこね、手やボウルにつかずなめらかで、押すとゆっくり戻る生地にします。べたつくときは粉を小さじ1ずつだけ足します。

    この手順で使う材料中力粉(または強力粉と薄力粉を半量ずつ) 160g塩 1つまみ卵黄 1個無塩バター(室温でやわらかくする) 20gレモン(皮のすりおろしのみ) ½個

  3. ボウルにラップをかけ、温かい場所で、2倍にふくらむまで発酵させます。指で穴をあけて穴が戻らなければ発酵完了です。

  4. ポヴィドルにシナモンを混ぜます。生地を軽く押してガスを抜き、人数分に等分します。ひとつずつ手のひらで直径約12cmに平たくのばし、中央にポヴィドルをのせて縁を寄せ、しっかりつまんで閉じます。とじ目を下にして丸く整え、打ち粉をしたトレーに間隔をあけて並べ、ぬれぶきんをかけて二次発酵させます。

    この手順で使う材料ポヴィドル(濃厚なプラムジャム)、またはかためのプラムジャム 70gシナモンパウダー 1つまみ

  5. 24 cmの蒸し器の鍋にたっぷりの湯を強火で沸かし、中火に落として蒸気が安定して上がるようにします。蒸し器にオーブンシートを敷いて溶かしバター少々をぬり、2倍にふくらむので十分間隔をあけて並べます。ふたをして蒸します。途中でふたを開けるとしぼむので、絶対に開けないでください。

    この手順で使う材料かける用のバター 5.5g

    強火→中火
  6. 蒸している間に、残りのバターを小鍋で弱火で溶かします。けしの実と粉砂糖を混ぜておきます。けしの実はすりつぶすと香りが出るので、粒のままならコーヒーミルなどで細かく挽きます。

    この手順で使う材料かける用のバター 50gけしの実(すりつぶしたもの) 20g粉砂糖 20g

    弱火
  7. 蒸し上がると大きくふくらみ、表面に弾力とつやが出ます。皿に移し、上をフォークで軽く刺して蒸気を抜き、溶かしバターをたっぷりかけてけしの実砂糖を山盛りにふり、すぐにいただきます。

料理のコツ

とじ目がゆるいと蒸している間にジャムがもれるので、2回つまんで閉じます。蒸し器が小さければ詰め込まず2回に分け、先に蒸したものはふた付きの器で保温します。残りは翌日5分蒸し直すとふんわり戻ります。

キャンプで作るとき

生地を家で作り、一次発酵前の状態で密閉容器に入れてクーラーボックスで運ぶと、キャンプ場でゆっくりふくらみます。蒸し器がなければ、湯を3cm張った大鍋にぬらした綿布をぴんと縛り、その上に団子をのせてふた(または大きなボウル)をかぶせる、オーストリア伝統の方法を試してください。