キール(インドのライスプディング)
バスマティ米を牛乳でじっくり煮てカルダモンとサフランで香りづけし、ナッツをたっぷりのせたインド家庭の定番デザート。
作り方
米を冷水で3回、水がほぼ澄むまで洗い、新しい水に浸します。その間にアーモンドを薄切りにし、ピスタチオは粗く刻みます。カルダモンは包丁の腹で押してさやを割り、中の黒い種だけを取り出して、すり鉢か包丁の背で細かくつぶします。
厚手の18 cmの鍋にギーを入れて弱火で溶かし、水気を切った米を加えて炒め、米粒全体に油をなじませます。香ばしい香りが立てばOK。油の膜で、あとで米同士がくっつきにくくなります。
この手順で使う材料ギー(または無塩バター) 小さじ1バスマティ米 30g
弱火牛乳を注いで強めの中火にし、鍋底を絶えず混ぜながら沸かします。牛乳はあっという間に吹きこぼれるので、鍋から離れないでください。縁までふつふつ沸いたら(約)、すぐに弱めの中火に落とします。
この手順で使う材料牛乳(成分無調整) 600ml
強めの中火→弱めの中火静かに煮立つ状態で煮詰めます。2〜3分ごとに木べらで鍋底と角をこそげるように混ぜ、焦げつきを防ぎます。途中でサフランを熱い牛乳大さじ1に5分浸し、牛乳ごと鍋に戻します。米が指でつぶれるほど柔らかくなり、牛乳が最初の約3分の2に減って淡いクリーム色になったら次へ。
この手順で使う材料サフラン 1つまみ
砂糖、レーズン、つぶしたカルダモン、ナッツの半量を加え、弱火で混ぜながらさらに煮ます。砂糖は必ず米が煮えてから。先に入れると米が柔らかくなりません。スプーンの背が薄くコーティングされる濃度になれば完成です。
この手順で使う材料砂糖 40gレーズン 10gグリーンカルダモン(ホール) 3個アーモンド(薄切り) 5gピスタチオ(無塩・粗みじん) 3g
弱火火を止め、残りのナッツを散らします。冷めるとかなり固くなるので、鍋の中で少しゆるく見えるくらいで火を止めるのが正解。温かいままでも、粗熱を取って冷蔵庫で2時間以上冷やしてもおいしいです。
この手順で使う材料アーモンド(薄切り) 5gピスタチオ(無塩・粗みじん) 3g
料理のコツ
固くなりすぎたら温めた牛乳を少しずつ足してのばします。バスマティ米がなければ普通の米でも作れますが、早く柔らかくなるので煮る時間を5分短くしてください。サフランは省略可。焦げた鍋底はこそげ混ぜないこと。焦げの味が全体に移ります。
キャンプで作るとき
キャンプでは厚手の鍋とバーナーのごく弱火が必須です。牛乳は焦げやすいので混ぜ続け、風よけで炎が片側に寄らないようにしましょう。冷たく食べるなら家で作ってクーラーボックスで運び、初日に食べきってください。