キク・アリチャ
黄色い挽き割りえんどう豆を玉ねぎ、にんにく、しょうが、ターメリックとやさしく煮込んだ、辛くないエチオピアの黄金色の豆シチュー。
作り方
挽き割りえんどう豆を皿に広げて小石や傷んだ粒を取り除き、ざるに入れて流水で水が澄むまで何度か洗います。
紫玉ねぎをごく細かいみじん切りにします(細かいほどソースがなめらかになります)。20 cmの鍋に油をひかずに玉ねぎだけを入れ、中火で、絶えず混ぜながら水分を飛ばし、しんなりして甘い香りがするまで炒ります。玉ねぎを乾いた鍋で先に火を通すのがエチオピア流で、焦げつきそうなら水を大さじ1ずつ加えます。
この手順で使う材料紫玉ねぎ 1個
中火サラダ油、みじん切りのにんにく、すりおろしたしょうがを加えて弱めの中火で炒めます。最後の30秒でターメリックを加え、油が黄色く色づいて香りが立てばOK。にんにくを焦がさないように注意します。
この手順で使う材料サラダ油 大さじ3にんにく(かけ) 2個しょうが 10gターメリックパウダー 小さじ¾
弱めの中火洗った豆と水を加えて強火で沸騰させ、アクを取ってから弱めの中火に落とします。ふたを少しずらしてのせ、10分ごとに鍋底から混ぜながら煮て、指で簡単につぶれるくらいやわらかくします。濃くなりすぎたら熱湯を少しずつ足します。
この手順で使う材料黄色い挽き割りえんどう豆(イエロースプリットピー) 120g水 650ml
強火→弱めの中火塩を加え、木べらで豆の半分ほどを鍋肌に押しつけてつぶし、とろりとクリーミーにします。縦半分に切った青唐辛子をのせ、弱火でさらに煮て味をなじませます。スプーンからゆっくり落ちるくらいの濃度が目安です。
この手順で使う材料塩 小さじ¾青唐辛子(長いもの) 1個
弱火温かいうちにインジェラ(エチオピアの発酵クレープ)にのせるか、ごはんや平たいパンと一緒にどうぞ。唐辛子は香りづけなので、食べなくてもかまいません。
料理のコツ
アリチャは辛くない料理なのでベルベレは入れません。味の決め手は玉ねぎをしっかり炒めることと塩加減。冷めると固くなるので、温め直すときは水を少し加えます。冷蔵で3日もちます。
キャンプで作るとき
キャンプでも厚手の鍋とバーナーで作れますが時間がかかるので、豆を前の晩から水に浸けておくと煮込みが15〜20分短くなります。燃料を節約したいなら家で作ってクーラーボックスで運び、温めるだけでも。