コシャリ
レンズ豆ごはん、マカロニ、ひよこ豆に酸味のあるトマトソースとカリカリのフライドオニオンをのせ、にんにく酢ソースをかけるエジプトの国民的屋台料理。
作り方
レンズ豆はざるに入れて流水で洗い、小石が混じっていれば取り除きます。18 cmの鍋にレンズ豆と水を入れて強火にかけ、沸騰したら弱めの中火にしてゆでます。指で押すと簡単につぶれるけれど形は崩れていない状態が目安です。最後に塩を混ぜてざるにあげます。ゆですぎると後でごはんがべちゃっとします。
この手順で使う材料ブラウンレンズ豆(または緑) 75gレンズ豆をゆでる水 750ml塩 小さじ¼
強火→弱めの中火玉ねぎは半分に切って3mm厚さに均一に薄切りにし、キッチンペーパーで水けをふきます。厚さがそろっていると同時にカリッと揚がります。水けのまったくない20 cmのフライパンに油を入れ、強めの中火で170℃に熱します(温度計がなければ、玉ねぎを1本入れてすぐに細かい泡が勢いよく出ればOK)。玉ねぎを入れたら中火に落とし、ときどき混ぜながら揚げ、濃い茶色になる手前で引き上げてキッチンペーパーに広げます。引き上げた後も色は濃くなり、冷めるとカリカリになります。残った油はこして取っておきます。この玉ねぎ油がコシャリのおいしさの決め手です。熱い油に水が入るとはねるので、ぬれた道具は使わず、フライパンの柄は内側に向けておきましょう。
この手順で使う材料玉ねぎ(中) 1½個揚げ油(サラダ油) 200ml
強めの中火→中火米は水が澄むまで3〜4回洗い、水けをきります。18 cmの鍋に玉ねぎ油を入れて中火にかけ、バーミセリを絶えず混ぜながら炒めて濃いきつね色にします。米を加えて1分炒めて油をなじませ、ゆでたレンズ豆、クミン、塩、熱湯を加えます。再び沸いたら弱火にしてふたをし、炊きます。火を止めてふたをしたまま10分蒸らし、フォークでふんわりほぐします。
この手順で使う材料玉ねぎを揚げた油(手順2でこしたもの) 大さじ1¼バーミセリ(2〜3cmに折ったもの) 30g白米(中粒米または短粒米) 100gクミンパウダー 小さじ½塩 小さじ½ごはんを炊く湯(沸騰したもの) 200ml
中火→弱火20 cmの鍋に湯を強火でぐらぐらと沸かし、塩とマカロニを入れてときどき混ぜながらゆでます。かんで芯が残らず、やわらかくなっていればOK。コシャリではアルデンテより少しやわらかめにします。ざるにあげ、玉ねぎ油をからめてくっつかないようにします。
この手順で使う材料マカロニをゆでる水 1½L塩 小さじ½ショートマカロニ 80g玉ねぎを揚げた油(手順2でこしたもの) 大さじ½
強火18 cmのフライパンに残りの玉ねぎ油を入れて中火にかけ、みじん切りにしたにんにくの半量を30秒炒めて香りを出します。焦げると苦くなるので、色づき始めたらすぐ次へ。トマトペーストを加えて1分炒め、トマト、クミン、チリフレーク、塩、酢の半量を加えます。弱めの中火にしてときどき混ぜながら煮詰めます。スプーンで鍋底をなぞると一瞬筋が残るくらいのとろみがついたら完成。煮詰まりすぎたら水を少し足します。
この手順で使う材料玉ねぎを揚げた油(手順2でこしたもの) 大さじ¾にんにく(かけ) 2個トマトペースト 大さじ1½カットトマト缶(または完熟トマトをすりおろしたもの) 250gクミンパウダー 小さじ0.6チリフレーク 小さじ½塩 小さじ¼穀物酢(ホワイトビネガー) 大さじ1½
中火→弱めの中火ダッア(にんにく酢ソース)を作ります。残りのにんにくをごく細かく刻むか、すり鉢でつぶして小さな器に入れ、残りの酢、レモン汁、水、クミンを加えてよく混ぜます。酸っぱくてにんにくがきいたさらさらのソースで、炭水化物の重さをさっぱりと引き締めてくれます。
この手順で使う材料にんにく(かけ) 2個穀物酢(ホワイトビネガー) 大さじ1½レモン汁 大さじ1水(ダッアソース用) 大さじ3クミンパウダー 小さじ½
ひよこ豆はざるに入れて洗い、小鍋に入れて底がかぶるくらいの水を加え、弱めの中火で温めてから水けをきります。
この手順で使う材料ひよこ豆の水煮缶(水けをきる) 100g
弱めの中火器にレンズ豆ごはんを盛り、マカロニをのせてトマトソースをたっぷりかけ、ひよこ豆とフライドオニオンをどっさりのせます。ダッアと残りのトマトソースは別に添えて好みでかけ、食べる直前に全体をよく混ぜていただきます。
料理のコツ
フライドオニオンは前日に揚げて密閉容器に入れておいても大丈夫です。辛いのが好きならソースにチリフレークを足すか、ダッアに刻んだ青唐辛子を加えて。マカロニに短く折ったスパゲッティを混ぜるのもエジプトでは定番です。
キャンプで作るとき
玉ねぎを揚げるのとレンズ豆をゆでるのを家で済ませておけば、バーナー1台で十分。キャンプ場ではごはんとマカロニを順に作り、ソースは温めるだけにします。揚げ物は風のない平らな場所でだけ行いましょう。