手延べラグマン 羊肉と唐辛子にんにく油
寝かせた生地を手で長く引き伸ばしたコシのある麺に、羊肉と野菜のスープソースをかけ、自家製の唐辛子にんにく油を添えたタシケントの食堂風ラグマン。
作り方
ボウルに粉と塩を混ぜ、水を少しずつ加えて手でひとまとめにします。台の上で、手のひらのつけ根で押しては折りたたむのを繰り返し、なめらかで耳たぶくらいのやわらかさになるまでこねます。最初は硬くてもこねるうちにやわらかくなるので、水は足さないこと。ラップをかけて30分休ませます。
この手順で使う材料強力粉 200g塩(生地用) 小さじ½ぬるま湯(生地用) 110ml
生地を1人分につき3〜4個に分け、手のひらで転がして直径1cmほどの太いひも状にします。全体に油をまんべんなく塗り、皿に渦巻き状に並べてラップをかけ、寝かせます。しっかり寝かせるとグルテンがゆるみ、切れずに伸びるようになります。
この手順で使う材料サラダ油(生地のコーティング用) 大さじ1½
寝かせている間にソースを作ります。羊肉は厚さ1cmの棒状に切って水気をふきます。22 cmの中華鍋か厚手の鍋に油(全体の60%)を入れて強火でうっすら煙が出るまで熱し、肉を入れて炒め、しっかり焼き色をつけます。
この手順で使う材料サラダ油 大さじ2⅛羊肩肉(または牛肩ロース) 240g
強火薄切りの玉ねぎ、にんにく半量(薄切り)、1cm角の大根、3cm長さのいんげん、パプリカ、刻んだトマト、トマトペースト、手のひらでもんで砕いたクミン(大部分)を加え、強めの中火で炒めます。野菜につやが出てトマトが崩れ、油が赤く色づけばOKです。
この手順で使う材料玉ねぎ 1個にんにく(片) 2個大根 80gさやいんげん 60gパプリカ(赤・緑) 1個トマト 1個トマトペースト 大さじ1クミンシード 小さじ1
強めの中火だしと塩を加え、強火で煮立ったら弱めの中火に落とし、ふたを半分ずらして煮ます。肉がやわらかくなり、スープが少しとろりとしたら味を見て調えます。
この手順で使う材料牛だし(無塩または減塩) 500ml塩 小さじ½
強火→弱めの中火唐辛子にんにく油:耐熱の器に粗びき唐辛子、みじん切りにした残りのにんにく、残りのクミンを入れます。小さなフライパンで残りの油を中火で温め、表面がゆらめいたら(約160℃)器に注意して注ぎます。ジュワッと泡立ち香りが立てば成功。煙が出るほど熱いと唐辛子が焦げて苦くなります。
この手順で使う材料サラダ油 大さじ1.4粗びき唐辛子 小さじ2にんにく(片) 2個クミンシード 小さじ0.4
中火大きな鍋に湯(3 L)を強火でぐらぐら沸かします。生地のひもの両端を持ち、台に軽く打ちつけながら両腕を広げてゆっくり伸ばします。二つ折りにしてまた伸ばすのを2〜3回繰り返し、太さ3mmほどになったらすぐ湯に入れます。麺が浮いてきてからさらにゆでて引き上げます。鍋が小さければ2〜3回に分けてゆでます。
強火麺を器に盛り、熱いソースをたっぷりかけてパクチーを散らします。唐辛子にんにく油は別に添え、好みですくって加えながらいただきます。
この手順で使う材料パクチー(刻む) 大さじ2
料理のコツ
伸ばす途中で切れるなら寝かせ不足。さらに10〜15分休ませましょう。中力粉にするとやわらかめでコシは控えめになります。牛骨を2時間煮出した自家製だしなら味がぐっと深まり、市販品なら減塩タイプを。
キャンプで作るとき
生地と唐辛子にんにく油は家で作っていくと楽です。油を塗った生地のひもを密閉容器に入れてクーラーボックスで運び、キャンプ場で30分常温に戻してから伸ばします。麺をゆでる湯をたっぷり沸かせる大鍋が必要です。