ラプスカウス(ノルウェーの茶色いシチュー)
ノルウェーの家庭の定番煮込み。焼き色をつけた牛肉にじゃがいも、ルタバガ、にんじんを加え、じゃがいもが崩れてとろりとしたグレービーになるまで煮込みます。
作り方
牛肉は2.5cm角に切り、大きくかたい脂は除いて、キッチンペーパーでしっかり水気をふきます(ぬれた肉は焼き色がつかず蒸し煮になります)。小麦粉をまぶして薄くまとわせます。
この手順で使う材料牛肉(シチュー用、肩ロースなど) 300g小麦粉 大さじ1
厚手の22 cmの鍋にバターを入れて強めの中火で泡立つまで溶かします。牛肉をくっつかないように1段に並べ、転がしながら合計焼き、数面に濃い焼き色をつけます。一度に入りきらなければ数回に分けて焼きましょう。鍋がぎゅうぎゅうだと肉が灰色にゆだってしまいます。
この手順で使う材料バター 大さじ1½
強めの中火火を中火に落とし、刻んだ玉ねぎを加え、鍋底の焼き色をこそげながら炒めて、やわらかくきつね色にします。
この手順で使う材料玉ねぎ 1個
中火スープを注ぎ、ローリエとしょうゆ(ノルウェーの家庭のように深い茶色に仕上げるため)を加えて強火で沸騰させます。弱火に落としてふたをし、煮込んで、牛肉をスプーンで押すとほぼやわらかくなるまで煮ます。時々混ぜ、煮汁が減りすぎたら水を少し足します。
この手順で使う材料牛肉スープ(ビーフブイヨン) 550mlローリエ 1個しょうゆ(色づけ用) 小さじ2
強火→弱火その間にじゃがいも、ルタバガ、にんじんの皮をむいて2cm角に切ります。鍋に加えて混ぜ、ふたをして煮て、じゃがいもがとてもやわらかく縁が崩れ始めるまで煮ます。
この手順で使う材料じゃがいも(男爵など粉質のもの) 500gルタバガ(スウェーデンかぶ) 160gにんじん 120g
ローリエを取り出します。木べらでしっかり混ぜてじゃがいもの一部を崩し、シチューをクリーミーなグレービー状にとろみづけします。ふたを外して煮詰め、好みの濃度にしたら、塩と黒こしょうをたっぷりきかせて味をととのえます。
この手順で使う材料塩 適量黒こしょう 適量
深皿に盛って刻んだパセリを散らし、ビーツの酢漬けとフラットブロード(またはクリスプブレッド)、バターを添えます。
この手順で使う材料パセリ 4gビーツの酢漬け 80gフラットブロード(ノルウェーの薄焼きパン。クリスプブレッドでも可) 2個
料理のコツ
ラプスカウスは翌日のほうがさらにおいしくなります。水を少し足して弱火で温め直しましょう。ルタバガがなければ、じゃがいもとにんじんを増やすか、セロリアックを使います。同じ大きさに切ると均一に火が通るので、丁寧に切りましょう。
キャンプで作るとき
寒いキャンプの夜の定番。肉を焼いて煮込むところまで家で済ませ、シチューを凍らせるか保冷剤をたっぷり入れたクーラーボックスで運びます。キャンプ場では温め直したシチューに根菜を加え、バーナーや焚き火の上で鍋ひとつでやわらかくなるまで煮ます。