レチョー(ハンガリーのパプリカとトマトの煮込み)
ラードで玉ねぎと淡い色のハンガリーパプリカをじっくり炒め、完熟トマトとパプリカパウダー、スモークソーセージで煮込むハンガリーの夏の家庭料理。パンを添えて。
作り方
野菜の下ごしらえをします。パプリカはへたと種、白いわたを取り除き、1cm幅の輪切りにします。玉ねぎは薄い半月切り、トマトは2cm角に切ります。ソーセージは5mm厚さの輪切りにします。
24 cmの広めの鍋か深めのフライパンにラードを入れて中火で溶かし、ソーセージを加えて炒めます。ソーセージの縁が色づき、脂が赤く染まればOKです。
この手順で使う材料ラード(またはサラダ油) 15gスモークソーセージ(ハンガリーのコルバース、またはパプリカ入り燻製ソーセージ) 120g
中火火を弱めの中火に落として玉ねぎを加え、炒めます。ときどき混ぜ、焦がさずに透き通ってやわらかくなるまで火を通します。
この手順で使う材料玉ねぎ 1個
弱めの中火パプリカと塩の半量を加え、中火で炒めます。最初の数分はふたをしてしんなりさせ、その後ふたを取って混ぜながら、パプリカがやわらかくなり、かさが半分ほどに減るまで炒めます。
この手順で使う材料ハンガリーパプリカ(淡黄緑色の甘いピーマン)またはパプリカ 400g塩 小さじ0.4
中火鍋をいったん火から下ろし、パプリカパウダーを加えて手早く混ぜます。パプリカパウダーは熱い油に直接触れると数秒で焦げて苦くなるためです。続けてトマト、砂糖、残りの塩を加えて混ぜます。
この手順で使う材料パプリカパウダー(甘口) 小さじ1完熟トマト 250g砂糖 1つまみ塩 小さじ0.4
再び火にかけ、弱めの中火でふたをせずに、ときどき混ぜながら煮込みます。トマトが煮くずれてとろりとしたソースになり、パプリカはやわらかいけれど形が残っていれば完成です。水っぽければ数分長く煮詰め、味見をして塩でととのえます。
弱めの中火火を止めて5分おき、味をなじませてから器に盛り、パンを添えます。パンでソースをぬぐって食べるのがハンガリー流です。
この手順で使う材料皮のかたい白パン(スライス) 2個
料理のコツ
パプリカとトマトが旬を迎える晩夏がいちばんおいしい季節です。ハンガリーパプリカがなければ、黄色と緑のパプリカを混ぜて使いましょう。翌日温め直すとさらに味がなじみ、ごはんやゆでじゃがいもにもよく合います。ベジタリアン向けにはソーセージを除き、油を少し増やします。
キャンプで作るとき
キャンプにぴったりの一鍋料理です。野菜は家で切って容器に入れて持参し、厚手の鍋かスキレットをバーナーにのせて同じ順番で作ります。風があると火力が落ちるので煮込み時間を少し長めにし、パプリカパウダーを入れるときは必ず鍋を火から下ろしてください。