マイソールマサラドーサ
にんにくの赤いチャツネを薄く塗り、ギーでパリパリに焼いた生地でカシューナッツ入りポテトマサラを包む、カルナータカ州の名物ドーサ。
作り方
米と生地用チャナダルをひとつのボウルに、ウラドダルとフェヌグリークを別のボウルに入れ、それぞれ水が澄むまで洗います。5cm以上かぶる水を注いで浸水させます。ポハは最後の30分に軽くすすいで米のボウルに加えます。ポハとチャナダルで、よりパリッと香ばしい色に焼き上がります。
この手順で使う材料パーボイルドライス(イドゥリ・ドーサ用)または長粒米 150gウラドダル(皮むき・丸) 50gチャナダル(生地用) 小さじ2フェヌグリークシード 小さじ½ポハ(厚手の押し米) 20g
水気をきり、まずウラドダルとフェヌグリークを、氷水を少しずつ加えながらなめらかでふんわりするまで挽きます。ミキサーは30秒ずつ区切って回し、熱を持たせないこと。生地が温まると発酵が弱まり、軽さがなくなります。続けて米、チャナダル、ポハを残りの氷水で、細かいセモリナ粉のようにほんのりざらつく程度に挽きます。1.5 Lの容器に合わせて(半分以下)塩を加え、清潔な手で1分混ぜ、ふたを軽くのせて25〜30℃で発酵させます。ほぼ倍にふくらみ、泡立って心地よい酸味の香りがすればOKです。
この手順で使う材料氷水(挽く用) 250ml塩(生地用) 小さじ¾
赤いチャツネ:乾燥唐辛子はへたを取って種を振り出し、熱湯に浸します。小さなフライパンに油を入れて中火で熱し、にんにくとエシャロットを炒め、縁がうっすら色づくまで火を通します。水気を絞った唐辛子、にんにく、エシャロット、タマリンド、塩をミキサーに入れ、唐辛子の戻し汁大さじ1〜2を加えて、塗りやすい濃いペーストにします。
この手順で使う材料乾燥赤唐辛子(カシミール系の辛さ控えめなもの) 5個にんにく 5個エシャロット 2個タマリンドペースト 小さじ1塩(チャツネ用) 2つまみサラダ油(チャツネ用) 小さじ1½
中火じゃがいもは皮付きのまま18 cmの鍋に入れ、2cmかぶる水を注いで強火で沸騰させ、中火にしてゆでます。竹串がすっと通ったら湯をきり、熱いうちに皮をむいて1〜2cmに粗くほぐします。
この手順で使う材料じゃがいも 400g
強火→中火22 cmのフライパンでギーを中火で溶かし、マスタードシードを入れます。はじけたらチャナダルとカシューナッツを加えて炒め、どちらもきつね色にします。離れてカレーリーフを入れ、すぐに薄切りの玉ねぎ、切り込みを入れた青唐辛子、刻んだしょうがを加えて炒め、玉ねぎが透き通ってしんなりするまで火を通します。
この手順で使う材料ギー(具用) 大さじ1½ブラウンマスタードシード 小さじ½チャナダル(テンパリング用) 小さじ1カシューナッツ(半割り) 8gカレーリーフ 12個玉ねぎ(中) 1個青唐辛子 1個しょうが 10g
中火ターメリックを10秒炒め、じゃがいも、塩、水を加えて弱火で、さっくり混ぜながら黄色くまとまるまで火を通します。火を止めてからライムを搾り入れ、刻んだパクチーを混ぜて保温します。ライムは火を止めてから加えると香りが飛びません。
この手順で使う材料ターメリックパウダー 小さじ¼塩(具用) 小さじ½水(具用) 60mlライム ¼個パクチー 5g
弱火生地をやさしく混ぜて濃い生クリームの固さにします。26〜28cmの鉄のフライパンを強めの中火で熱し、水滴が2〜3秒で消えたら油を含ませたペーパーで拭き、生地をお玉1杯流してうず巻き状にできるだけ薄く、直径約25cmにのばします。縁と表面にギーをたらして中火に落とします。表面のつやが消えてマットになったら(約40秒)、赤いチャツネを枚数分に分けてスプーンの背で薄く塗り広げ、合計焼いて裏面を濃い焼き色でパリッとさせます。裏返しません。1枚ごとに火を戻し、水をふって拭いてから次を焼き、全部で4枚焼きます。
この手順で使う材料ギー(焼く用) 小さじ6
強めの中火→中火チャツネを塗った面の片側にポテトマサラを分けてのせ、軽く押さえて半分に折るか筒状に巻き、パリパリのうちにすぐ出します。ココナッツチャツネとサンバルを添えて。
料理のコツ
赤いチャツネは辛さより色と香りが主役なので、辛さ控えめの唐辛子を使い、辛くしたければ普通の乾燥唐辛子を1〜2本足してください。透けるくらい薄く塗らないとドーサがしんなりします。ギーで焼くとバターの香りの「ギーロースト」になりますが焦げやすいので、煙が出たらすぐ火を弱めましょう。
キャンプで作るとき
生地、赤いチャツネ、ポテトマサラはすべて家で作り、それぞれ密閉容器に入れてクーラーボックスへ。キャンプ場では鉄のフライパンをバーナーでしっかり熱して焼くだけです。ギーは常温でも平気ですが、生地は必ず冷やしておきます。