メディアルナ(アルゼンチンのバタークロワッサン)
バターを折り込んだ甘い発酵生地を小さな三日月形に焼き、熱いうちにシロップを塗ってつやよく仕上げるアルゼンチンの朝食パン。
作り方
ボウルに粉、砂糖、塩、イーストを混ぜ、人肌の牛乳、溶き卵の半量、バニラを加えてひとまとめにします。台の上でこねてなめらかになったら、室温のバターを少しずつ加えて完全になじむまでこねます。生地は少しべたつくものの、手にはほとんどつかない状態が目安。残りの卵はラップをして冷蔵庫へ。
この手順で使う材料中力粉 250g砂糖(生地用) 40g塩 小さじ½インスタントドライイースト 小さじ1牛乳(人肌に温める) 110ml卵 ½個バニラエクストラクト 小さじ½バター(生地用、室温) 25g
生地を厚さ2cmの四角にのばしてラップで包み、冷蔵庫で休ませます。その間に、冷たいバターをオーブンシート2枚ではさみ、めん棒でたたいてのばし12×12 cmの正方形にして冷やします。冷たいけれど曲げても割れないかたさが理想です。
この手順で使う材料バター(折り込み用、冷えたもの) 120g
生地をバターの2倍の正方形にのばし、バターをひし形の向きにのせ、四隅を折りたたんで完全に包みます。打ち粉を軽くして14×40 cmの帯状にのばし、手紙のように三つ折りにします。ラップで包み冷蔵庫で休ませます。のばす・折る・休ませるをあと2回、合計3回くり返します。バターが飛び出したら打ち粉をして、さらに10分冷やしましょう。
生地を厚さ4mm、15×42 cmの長方形にのばします。幅15cmの帯に切り、底辺9cmの細長い三角形を向きを交互にして切り分けます。底辺の中央に1cmの切り込みを入れ、底辺から先端まで押さえずにくるくる巻き、巻き終わりを下にして両端を少し曲げ、三日月形にします。
オーブンシートを敷いた天板1枚に間隔をあけて並べ、ラップをふんわりかけて25〜28℃の暖かい場所で発酵させます。それ以上暖かいとバターが溶け出します。ほぼ2倍にふくらみ、天板をゆするとふるふる揺れたらOK。残りの溶き卵をはけでやさしく塗ります。
この手順で使う材料卵 ½個
シロップ:小鍋にシロップ用の砂糖と水を入れて中火で沸かし、煮詰めて少しとろみがついたら火を止めます。
この手順で使う材料砂糖(シロップ用) 40g水(シロップ用) 40ml
中火オーブンを200 °Cに予熱し、天板を1枚ずつ入れて焼きます。濃いきつね色になったら取り出し、熱いうちにすぐシロップを塗ってつやを出します。網の上で少し冷まし、温かいうちにどうぞ。
オーブン
料理のコツ
いちばん大切なのは温度。台所が暑いときは、生地がやわらかくなるたびに10分冷やします。生地とバターが同じくらいのかたさでないと層ができません。成形後(発酵前)に冷凍し、冷蔵庫でひと晩解凍してから発酵・焼成もできます。
キャンプで作るとき
キャンプ場で生地を折るのは難しいので、家で焼いて持っていきましょう。朝、アルミホイルで包んで網の端か、ふたをしたフライパンの弱火で3〜4分温めれば、焼きたてのようにサクッとします。