ポジョ・アル・アヒージョ(スペイン風にんにくチキン)
オリーブオイルで皮付きにんにくを香ばしく炒め、骨付き鶏を焼き色よく焼いて白ワインで仕上げる、スペインの家庭料理。
作り方
鶏肉は精肉店で骨ごと4〜5cmのぶつ切りにしてもらうと楽です。キッチンペーパーで水気をしっかりふき、塩とこしょうを全体にふって10分おきます。水気が残ると皮がきつね色に焼けません。
この手順で使う材料鶏もも肉・手羽元(骨付き、4〜5cmにぶつ切り) 600g塩 小さじ¾黒こしょう 1つまみ
にんにくは皮をむかずに包丁の腹で軽くつぶします(皮が焦げを防ぎ、中はほっくり甘くなります)。底の広い26 cmのフライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱し、にんにくを炒めてところどころきつね色になったら皿に取り出します。入れたままにすると苦くなります。
この手順で使う材料エクストラバージンオリーブオイル 大さじ4にんにく(皮付きの片) 10個
中火にんにくの香りが移った油に鶏肉を皮目から一層に並べ、強めの中火で焼き、皮が濃いきつね色になったら返して全面に焼き色をつけます。3〜4人分で一度に並ばなければ2回に分けて焼きます。詰め込みすぎると水分が出て、焼くのではなく蒸し煮になってしまいます。
強めの中火火を弱めの中火に落とし、にんにくを戻してローリエと赤唐辛子を加えます。ふたをして、ときどき返しながら火を通します。いちばん厚いものを骨の際まで切り、透明な肉汁が出てピンク色が残っていなければ(中心温度75℃以上)火が通っています。生焼けの鶏肉は食中毒の原因になるので必ず確認してください。
この手順で使う材料ローリエ 1個赤唐辛子(好みで) 1個
弱めの中火ふたを取って強火にし、白ワインを注ぎ、鍋底のうま味をこそげながらフライパンをゆすって煮詰めます。アルコールのにおいが飛び、ワインが油となじんで軽いソースになり、鶏肉にからめば完成です。
この手順で使う材料辛口白ワイン 100ml
強火火を止めてパセリを散らして混ぜ、2分おきます。皮付きのにんにくは指で押し出して、とろりとした中身を鶏肉と一緒に。フライパンに残ったソースはバゲットにつけて、またはフライドポテトを添えてどうぞ。
この手順で使う材料イタリアンパセリ(みじん切り) 大さじ2
料理のコツ
骨付きが難しければ、骨なしの鶏もも肉を大きめに切って使い、手順4の時間を3分の2に。白ワインの代わりに辛口シェリー(フィノ)を使うと、よりスペインらしい味になります。子ども向けには赤唐辛子を抜いてください。
キャンプで作るとき
バーナー1台と大きめの鋳鉄フライパンがあれば、キャンプ場でも同じように作れます。鶏肉は家で下ごしらえして下味をつけ、クーラーボックスで4℃以下に保ちます。ふたの代わりにアルミホイルでも大丈夫。バーナーは中央に火が集中するので鶏肉をこまめに動かし、中まで火が通ったか必ず確認しましょう。