ローストバターナッツの焦がしバター・パンプキンパイ
オーブンで焼いて甘みを引き出したバターナッツかぼちゃを焦がしバターで練り上げ、オールバターの生地で焼いた一段深いパンプキンパイ。メープルクリーム添え。
作り方
生地:ボウルに粉、砂糖、塩の一部を混ぜ、冷たいバターを加えて指先かスケッパーでこすり合わせ、バターがグリーンピース大に残る程度にします。氷水を大さじ1ずつ加えてフォークで混ぜ、握ってまとまったら止めます。平たい円盤にしてラップで包み、冷蔵庫で休ませます。バターの粒が残っているからこそ、層のあるさくさく生地になります。
この手順で使う材料中力粉(または薄力粉と強力粉を半量ずつ) 120g砂糖(生地用) 小さじ1塩 1¼つまみ無塩バター(よく冷やし、1cm角に切る) 75g氷水 大さじ2½
オーブンを200 °Cに予熱します。かぼちゃを縦半分に切って種を取り、切り口を下にしてシートを敷いた天板にのせ焼きます。竹串が皮までするっと通り、切り口に焼き色がついたら取り出し、少し冷まして果肉をすくい、ミキサーかフォークでごくなめらかにつぶします。
この手順で使う材料バターナッツかぼちゃ(皮・種込みの重さ) 350g
オーブンフライパンに焦がしバター用のバターを入れて中火で溶かし、泡が落ち着いて底に茶色い粒ができ、香ばしい香りがしたらすぐにかぼちゃのピューレ、ブラウンシュガー、シナモン、しょうが、ナツメグ、クローブを加えます。、絶えず混ぜながら炒り、へらで線を引くと一瞬底が見えるくらいまで水分を飛ばします。こうするとフィリングが水っぽくならず、味が濃くなります。ボウルに移して人肌に冷まします。
この手順で使う材料バター(焦がしバター用) 10gブラウンシュガー 50gシナモンパウダー 小さじ½しょうが(すりおろし) 5gナツメグパウダー 1つまみクローブパウダー 1つまみ
中火打ち粉をした台で生地を厚さ3mmにのばし、14 cmの型に敷き込んで角までしっかり押さえます。縁を折り込み、指でひだを寄せます。底をフォークで刺し、冷凍庫でかたくなるまで冷やします。
オーブンを190 °Cに下げます。くしゃくしゃにしたオーブンシートを敷いて重し(乾燥豆や米)をいっぱいに入れ、オーブンで焼きます。シートと重しを外し、溶き卵の一部をはけで底に薄く塗り、さらに焼いて薄いきつね色にします。卵の膜で底が最後までさくさくです。取り出したらオーブンを160℃に下げます。
この手順で使う材料溶き卵(重さで計量、卵1個約50g) 5g
オーブン冷ましたピューレに残りの溶き卵、フィリング用の生クリーム、牛乳、バニラ、残りの塩を加え、泡立て器でやさしく混ぜます。目の細かいざるで一度こすと、繊維やだまが取れて絹のようになめらかになります。
この手順で使う材料溶き卵(重さで計量、卵1個約50g) 45g生クリーム(フィリング用) 80ml牛乳 40mlバニラエッセンス(エクストラクト) 小さじ½塩 1¾つまみ
温かい生地の縁の5mm下までフィリングを流し、オーブンで160 °C、焼きます。縁が固まり中央の直径3〜4cmだけがふるふるしたら出します。温度計があれば中心が80℃でちょうどよい焼き上がり。低温でゆっくり焼くと表面が割れません。
オーブンケーキクーラーで冷まし、冷蔵庫で2時間以上冷やします。出す直前に冷たいトッピング用生クリームにメープルシロップを加えてやわらかい角が立つまで泡立て、一切れごとにたっぷりのせます。
この手順で使う材料生クリーム(トッピング用) 80mlメープルシロップ 大さじ1
料理のコツ
バターナッツの代わりに日本のかぼちゃでもおいしく作れますが、水分が少ないので手順3の炒り時間を少し短くします。のばすときに生地が破れたら、切れ端を貼って押さえれば大丈夫。生地がべたついたら冷蔵庫で10分冷やしてから続けましょう。
キャンプで作るとき
キャンプには家で焼いて冷やし固めたパイを型ごとクーラーボックスで運び、メープルクリームだけ現地で泡立てるのが確実です。余ったピューレはバーナーのフライパンで温めてトーストに塗っても絶品。5℃以下で保存し、初日に食べきりましょう。