キッシュ・ロレーヌ
サクサクのタルト生地にスモークベーコンを敷き、卵と生クリームのなめらかなアパレイユを流して焼いたフランス・ロレーヌ地方の定番。
作り方
オーブンを200°Cで予熱します。その間に生地を冷蔵庫から出しておくと、広げるときに割れにくくなります。
オーブン直径18 cmのタルト型(底が外れるタイプが便利)にバターを薄く塗ります。生地を型にのせ、指で底と側面の角までしっかり押しつけ、縁から5mmほど残して余分を切り落とします。フォークで底に2cm間隔で穴をあけ、冷蔵庫で休ませます。
この手順で使う材料バター(型に塗る用) 5g市販の冷蔵パイ生地(タルト用・ブリゼ生地) 140g
生地にオーブンシートを敷き、乾燥豆か米をいっぱいに詰めて、オーブンで200°C・焼きます。シートと重しを外してさらに焼き、底が乾いて薄いきつね色になったら取り出します。この空焼きで底がべちゃっとするのを防ぎます。
オーブンベーコンを1cm幅に切り、油をひかない直径20 cmのフライパンに入れて中火で炒めます。脂がしっかり出て縁が軽く色づいたら(カリカリにはしない)、キッチンペーパーにのせて脂を切ります。
この手順で使う材料厚切りスモークベーコン(またはブロック) 110g
中火ボウルに卵を割り入れ、泡立てすぎないように白身のかたまりがなくなるまでよく溶きます。生クリーム、牛乳、ナツメグ、こしょう、塩を加えて混ぜます。ベーコンに塩気があるので塩はごく少量にします。
この手順で使う材料卵 2個生クリーム(乳脂肪35%以上) 110ml牛乳 100mlナツメグパウダー 1つまみこしょう 1つまみ塩(ほんの少し) 1つまみ
オーブンの温度を180°Cに下げます。空焼きした生地にベーコンを均一に広げ、型を天板にのせて、アパレイユを縁の3mm下まで流し入れます。焼き、表面がふくらんで焼き色がつき、型を軽く揺らすと中心だけがわずかに揺れる程度になれば焼き上がりです。
オーブン網の上で置くとアパレイユが落ち着き、きれいに切り分けられます。温かいうちにグリーンサラダを添えてどうぞ。
料理のコツ
本来のキッシュ・ロレーヌはチーズを入れませんが、好みでグリュイエールチーズ30〜60gをベーコンの上に散らしても。あふれそうなときは型をオーブンに入れてから最後の数さじを注ぎましょう。中心に竹串を刺して生の卵液がついてこなければ焼き上がりです。
キャンプで作るとき
オーブンがなければ家で焼いてクーラーボックスで運び、オーブンシートを敷いたふた付きの鋳鉄フライパンで弱火で10分ほど温め直すのが確実です。ダッチオーブンがあれば、ふたの上にも炭をのせて生地なしのキッシュとして焼くこともできます。