ラクレット
皮ごとゆでた小さなじゃがいもに、ぐつぐつ溶かしたラクレットチーズをかけ、酸っぱいコルニッションと小玉ねぎのピクルスを添えるスイス・ヴァレー州の冬の料理。
作り方
じゃがいもをたわしでこすり洗いし、皮付きのまま18 cmの鍋に入れ、かぶるより2 cm多く水を注いで塩を加えます。強火で加熱して沸騰させ、中火に落としてゆでます。竹串がすっと通ればゆで上がり。
この手順で使う材料小さめの新じゃがいも(粘質、直径4〜5 cm) 500g塩(ゆで湯用) 小さじ1½
強火→中火湯を捨ててじゃがいもを鍋に戻し、ふたをするか清潔な布巾で包んで保温します。スイスでは布を敷いたかごに入れて食卓に出します。
チーズは5 mm厚さに切ります。皮は食べられるのでそのままでよく、かたい場合は包丁で軽くこそげます。オーブンをグリル(上火)モードで230 °Cに予熱し、耐熱の小皿かオーブンシートを敷いた天板に1回分のチーズをのせます。
この手順で使う材料ラクレットチーズ 400g
オーブンオーブンの上段に入れて加熱し、チーズがふつふつと泡立ち、ところどころ焼き色がついたら取り出します。長く加熱すると油が分離してかたくなります。食べ終わったら次の分を入れ、何回かに分けて溶かすのがラクレットの楽しみ方です。
温かいじゃがいもを皿の上で半分に割り、溶けたチーズをへらでこそげてかけます。パプリカとこしょうを軽くふり、コルニッションと小玉ねぎのピクルスを添えて熱いうちに食べます。
この手順で使う材料パプリカパウダー 小さじ½粗びき黒こしょう 適量コルニッション(小きゅうりのピクルス) 8個パールオニオンのピクルス 8個
料理のコツ
ラクレット専用グリルがあれば、食卓でそれぞれ小さなパンでチーズを溶かして楽しめます。ラクレットチーズがなければ、フォンデュ用チーズやよく溶けるセミハードチーズで代用できます。生ハムやビュンドナーフライシュ(乾燥牛肉)、サラダを添えれば立派な一食に。
キャンプで作るとき
キャンプでは、じゃがいもを鍋でゆで、チーズは小さなスキレットにのせてバーナーや焚き火のそばでふたをして溶かします。チーズの塊を焚き火に向けて傾け、溶けた面をこそげ取る昔ながらの方法も楽しめます。