リンダールラーデン(ドイツ風牛肉巻きの煮込み)
薄くのばした牛肉にマスタードを塗ってベーコン、玉ねぎ、ピクルスを巻き、こんがり焼いてから濃厚なグレイビーでじっくり煮込むドイツの日曜日のごちそう。
作り方
牛肉をラップ2枚ではさみ、めん棒や鍋底でたたいて厚さ5mm、約20×12cmに均一にのばします。ラップを外し、片面に塩、こしょうをふってマスタードを薄く全体に塗ります。
この手順で使う材料牛もも肉の薄切り(1枚約160g、厚さ5〜7mm) 2個塩 小さじ½黒こしょう 2つまみドイツの中辛マスタード 小さじ3
玉ねぎの半量は薄切りに、ピクルスは縦4つ割りにします。肉の上にベーコンを広げ、短い辺の端に玉ねぎとピクルスをのせます。長い両辺を2cmずつ内側に折り、ピクルス側からきつく巻いて、つまようじ2〜3本かたこ糸で留めます。
この手順で使う材料ベーコン(薄切り) 4個玉ねぎ ½個きゅうりのピクルス(ディル風味の小さいもの) 2個
厚手の22 cmの鍋にサラダ油を入れて強めの中火で熱し、肉巻きを転がしながら焼いて全面に濃い焼き色をつけます。この焼き色がソースの味を決めるので、焦らずに。いったん皿に取り出します。
この手順で使う材料サラダ油 大さじ1½
強めの中火残りの玉ねぎ、にんじん、セロリを1cm角に切って同じ鍋に入れ、中火で炒めて色づけます。トマトペーストを加えてさらに炒め、色を濃くします。
この手順で使う材料玉ねぎ ½個にんじん 80gセロリ(またはセロリアック) 50gトマトペースト 大さじ1
中火赤ワインを注ぎ、強火で鍋底の焼き付きを木べらでこそげながら煮立てて半量に煮詰めます。ブイヨンとローリエを加え、肉巻きを戻し入れます。煮汁が肉の高さの半分以上あればOKです。煮立ったらふたをして弱火に落とし、煮込み、途中で一度上下を返します。フォークがすっと入れば完成です。
この手順で使う材料赤ワイン(辛口) 100mlビーフブイヨン 400mlローリエ 1個
強火→弱火肉巻きを取り出して温かいところに置きます。ローリエを除き、ソースをざるでこして野菜をスプーンで押してうまみを絞り出すか、ハンドブレンダーでなめらかにして鍋に戻します。中火で煮立て、水で溶いたコーンスターチを混ぜながら加え、煮てつやととろみがついたら塩で味を調えます。
この手順で使う材料コーンスターチ 小さじ1½水(コーンスターチを溶く用) 大さじ1½塩 小さじ¼
中火つまようじやたこ糸を外し、肉巻きをソースに戻して温めます。ゆでたじゃがいもやじゃがいも団子、赤キャベツの煮込みを添え、ソースをたっぷりかけていただきます。
料理のコツ
精肉店で「ルラーデン用に繊維を断つように薄く」と頼むと一番簡単です。きつく巻くと煮込み中に具が飛び出しません。翌日温め直すと味がさらになじむので、作り置きにも向いています。
キャンプで作るとき
家で手順2まで巻いて密閉容器に入れ、クーラーボックス(5℃以下)で持参します。キャンプ場ではダッチオーブンをバーナーか炭火にかけて同じ順で焼いて煮込みますが、炭火は火力が不安定なので、ときどき水を足して煮汁が煮詰まりすぎないようにしてください。