レシュティ
ゆでて冷ましたじゃがいもを粗くすりおろし、バターで平たく焼き上げる、外はカリッと中はほっくりのスイスの国民食。
作り方
じゃがいもは皮ごとよく洗って直径18 cmの鍋に入れ、2cm上までかぶる水を注ぎます。強火でほどかけて沸騰させたら中火に落とし、ゆでます。竹串を刺すと外側はすっと入り、中心にわずかに芯を感じるくらいで引き上げます。やわらかくなりすぎるとすりおろすときに崩れます。
この手順で使う材料じゃがいも(中サイズ、メークインなど煮崩れしにくいもの) 500g
強火→中火湯をきって皮付きのまま冷まし、ふんわり覆って冷蔵庫で最低、できればひと晩おきます。しっかり冷えるとでんぷんが締まり、すりおろしたときに一本一本が立ち、フライパンでよくまとまります。
冷えたじゃがいもの皮をむきます(ゆでてあるので指や小さなナイフで簡単にむけます)。チーズおろしの一番粗い目で大きなボウルにおろし、塩とこしょうをふって指先でふんわり混ぜます。握ったり練ったりするとべちゃっとするので、ほぐすように混ぜてください。
この手順で使う材料塩 小さじ¾黒こしょう 適量
直径22 cmのフライパン(フッ素加工か鉄製)にバターの半量とサラダ油を入れ、中火でバターの泡が落ち着くまで熱します。じゃがいもを均一に広げ、1分たったらフライ返しで縁を内側に寄せながら表面を軽く押さえ、厚さ2cmほどの円盤形に整えます。触らずに焼きます。フライパンをゆすると全体がするりと動き、縁をめくって濃いきつね色なら返しどきです。焦げるのが早ければ少し火を弱めます。
この手順で使う材料バター 13gサラダ油 大さじ1
中火フライパンより大きい皿をかぶせ、皿と取っ手を一緒に持って一気に返します。空いたフライパンに残りのバターを溶かし、焼き色の面を上にしてレシュティを滑らせて戻します。縁を整え、中火でさらに焼いて、裏面もカリッときつね色にします。返すのが不安なら、いったん皿に滑らせてからもう1枚の皿をかぶせて返す方法もあります。
この手順で使う材料バター 13g
中火まな板に滑らせて取り出し、放射状に切り分けてすぐに出します。時間がたつとカリカリ感がなくなるので焼きたてをどうぞ。目玉焼き、ソーセージ、きのこのクリーム煮によく合います。
料理のコツ
じゃがいもは必ずしっかり冷やしてください。温かいままおろすと糊のようになってカリッとしません。フライパンに入れたらいじらず、静かにジュージューいう火加減を保つこと。音がしなければ火が弱く、煙が出たら強すぎです。
キャンプで作るとき
じゃがいもは前日に家でゆでて冷やし、クーラーボックスで運べば、キャンプ場ではおろして焼くだけです。バーナーは中央に火が集まるので厚手のスキレットを使い、ときどきフライパンを回して均一に焼きましょう。返すときは皿の代わりにふたを使うと便利です。