ロティ・チャナイ
紙のように薄くのばしてたたみ、焼き上げる外カリ中もちのマレーシアのフラットブレッド。レンズ豆のダルカレーにつけて食べる定番の朝ごはん。
作り方
大きなボウルに粉、塩、砂糖を混ぜ、練乳を溶かしたぬるま湯を少しずつ加えてひとまとめにします。台の上で、押しては折りたたむようにこねます。最初はべたつきますが、だんだん耳たぶのようにやわらかくなめらかになります。手にくっつき続けるときだけ、粉をほんの少し足してください。
この手順で使う材料中力粉 200g塩 小さじ½砂糖 小さじ2加糖練乳 小さじ2ぬるま湯 110ml
生地を4等分し、表面がなめらかになるよう丸めます。容器にサラダ油を入れて生地玉を転がし、全体に油をまとわせてラップをかけ、室温で最低休ませます。長く休ませるほどグルテンがゆるみ、薄くのびるようになります。ひと晩おくなら冷蔵し、焼く1時間前に出しましょう。
この手順で使う材料サラダ油(生地のコーティング・焼き用) 大さじ3
生地を休ませている間にダルカレーを作ります。レンズ豆を水が澄むまで洗って18 cmの鍋に入れ、ダルカレー用の水、ターメリック、2cm角のじゃがいもを加えます。中火でふたを少しずらして、時々混ぜながら煮ます。豆が煮崩れてとろりとし、じゃがいもがやわらかくなればOK。濃すぎたら水を少し足します。
この手順で使う材料赤レンズ豆 80g水(ダルカレー用) 550mlターメリック 小さじ¼じゃがいも(小) 1個
中火小さなフライパンにダルカレー用の油を熱し、中火でマスタードシードを入れます。ぱちぱちはじけ始めたら、カレーリーフ、半分に折った赤唐辛子、薄切りのエシャロットとにんにくを加え、炒めてエシャロットを色づけます。カレー粉と刻んだトマトを加えてさらに炒め、トマトがくずれたらレンズ豆の鍋に加えて混ぜ、塩で味を調えます。カレーリーフは油に入れるとはねるので注意。
この手順で使う材料サラダ油(ダルカレー用) 大さじ1マスタードシード(ブラウン) 小さじ½カレーリーフ 8個赤唐辛子(乾燥) 1個エシャロット 2個にんにく(片) 2個カレー粉 小さじ1トマト 1個塩(ダルカレー用) 適量
中火台に油をたっぷり塗り、生地玉をのせて手のひらで平らに押します。指先で縁を少しずつ外側に引っ張りながら、台が透けて見えるくらい薄くのばします。小さな穴が少しあいても大丈夫。ギーを薄く塗り、上下を中央に折り、左右も折って手のひら大の正方形にします。
この手順で使う材料ギー(澄ましバター)または溶かしバター 大さじ1¼
24 cmのフライパンを強めの中火で熱し、サラダ油とギーを少し入れて、たたんだ生地をのせます。片面を焼き、焼き色の斑点が出てふくらんだら裏返して同じ時間焼きます。1枚ずつ焼き、焼いている間に次の生地をのばしておくと効率的です。
この手順で使う材料サラダ油(生地のコーティング・焼き用) 大さじ2ギー(澄ましバター)または溶かしバター 大さじ¾
強めの中火焼き上がったロティをまな板にのせ、両手で横から拍手するように2〜3回押しつぶします。層が開いて中がふんわりします。温かいダルカレーを添えてすぐにどうぞ。
料理のコツ
のばしている途中で生地が縮むなら、あと5分休ませてから再挑戦を。油をケチると生地が台にくっついて破れます。練乳がなければ砂糖を少し増やし、水の一部を牛乳に。生地を休ませている間にダルカレーを作れば、全体の時間が短くなります。
キャンプで作るとき
生地は家で作り、油をまとわせた状態で密閉容器に入れてクーラーボックスへ(1〜2日もちます)。キャンプ場では油を塗った清潔なまな板や皿の裏でのばし、スキレットで焼きます。ダルカレーも家で作っておけば温めるだけです。