サリーグ
スパイスで煮出した鶏のスープと牛乳で米をとろとろに煮込み、こんがり焼いた鶏をのせたサウジアラビア・ヒジャーズ地方の家庭料理。
作り方
鶏肉は水で洗って20 cmの鍋に入れ、水、半分に切った玉ねぎ、包丁の腹で軽くつぶしたカルダモン、クローブ、シナモンスティック、ローリエ、塩を加えます。強火にかけて沸騰したら灰色のアクをお玉ですくい、弱めの中火に落としてふたを少しずらし、煮ます。肉が骨から簡単にはずれ、刺すと透明な肉汁が出れば火が通っています。
この手順で使う材料骨付き鶏肉(もも・ドラムスティック) 500g水 1,000ml玉ねぎ 1個グリーンカルダモン(ホール) 3個クローブ 2個シナモンスティック 1個ローリエ 1個塩 小さじ1
強火→弱めの中火鶏肉を取り出して皿に移し、スープはざるでこしてスパイスと玉ねぎを除きます。米は水がほぼ透明になるまで2〜3回洗い、ざるに上げます。
鍋をさっと洗い、こしたスープを戻し入れます。米を加えて強火で沸騰させたら弱火に落とし、ふたをして煮ます。鍋底に焦げつかないよう3〜4分おきに混ぜてください。米粒がやわらかく崩れ、スープがほとんど吸われたら次へ進みます。
この手順で使う材料米(短粒種・中粒種) 180g
強火→弱火牛乳を3回に分けて加え、弱めの中火で絶えず混ぜながら煮ます。木べらで米粒を鍋肌に軽く押しつけてつぶすと、よりクリーミーになります。へらで鍋底をなぞると一瞬道ができるくらいのとろみになったら、味をみて塩でととのえます。冷めるとかたくなるので、少しゆるいうちに火を止めます。
この手順で使う材料牛乳 300ml
弱めの中火その間にオーブンを230 °Cに予熱します(オーブン)。鶏肉の水気をペーパータオルでふき、溶かしたギーの一部をはけで塗って黒こしょうをふります。オーブンの上段で焼き、皮がこんがりきつね色になったら取り出します。
この手順で使う材料ギー(またはバター) 7.5g黒こしょう 1つまみ
オーブンサリーグを大皿に盛り、スプーンの背で中央をくぼませて残りの溶かしたギーを注ぎます。焼いた鶏肉をのせ、熱いうちにいただきます。
この手順で使う材料ギー(またはバター) 18g
料理のコツ
カルローズ米やエジプト米のような短粒・中粒種がよく崩れてクリーミーに仕上がります。残りを温め直すときは温かい牛乳を少し加えて混ぜると、なめらかに戻ります。レモンや辛いトマトサルサ(ダックース)を添えると、こってり感がやわらぎます。
キャンプで作るとき
バーナーで鍋ひとつで作れます。牛乳は常温保存できるロングライフ牛乳を持参し、オーブンの代わりにゆでた鶏肉をギーを塗ったフライパンかグリルで両面こんがり焼きましょう。鍋底が焦げやすいので風よけを置き、弱火を保ちます。