ハルワイ風パンジャービーサモサ 2種のチャツネ添え
ギーをたっぷり練り込んだ生地をごく低温で長く揚げた、硬くサクサクの皮。カシューとレーズン入りの具に、ミントとタマリンドのチャツネを添えて。
作り方
タマリンドチャツネ:直径14 cmの小鍋にタマリンド、ジャガリー、水、煎ったクミン、ジンジャーパウダー、カシミールチリパウダー、塩を入れ、弱火で混ぜながら煮ます。スプーンの背に薄くからむくらいになったら火を止めて冷まします。冷めるとさらにとろみがつきます。
この手順で使う材料タマリンドペースト(果肉) 25gジャガリー(インドの粗糖)または黒砂糖 35g水(タマリンドチャツネ用) 100ml煎ったクミンパウダー 小さじ¼ジンジャーパウダー 小さじ¼カシミールチリパウダー(チャツネ用) 小さじ¼塩(タマリンドチャツネ用) 1つまみ
弱火ミントチャツネ:ミント、パクチー、青唐辛子、レモン汁、塩、氷水をミキサーに入れてなめらかにします。氷水を使い、短く断続的に回すと鮮やかな緑色が保てます。冷蔵庫に入れておきます。
この手順で使う材料ミントの葉 15gパクチー(葉とやわらかい茎) 25g青唐辛子(チャツネ用) 1個レモン汁 小さじ2塩(ミントチャツネ用) 1つまみ氷水 大さじ2
生地:粉、もんだアジョワン、塩に溶かしたギーを加え、指先で4〜5分すり混ぜて、握るとしっかり固まる状態にします。ギーの割合が多いほど皮がビスケットのようにサクサクになります。冷水を少しずつ加えてとても固くまとめ、こねすぎないこと。ぬれ布巾をかけて40分休ませます。
この手順で使う材料中力粉 100gアジョワン(キャロムシード) 小さじ½塩(生地用) 小さじ¼ギー(溶かしたもの) 24g冷水(生地用) 35ml
じゃがいもは皮つきのまま直径18 cmの鍋に入れて水を注ぎ、強火で沸騰させたら中火に落としてゆでます。竹串がすっと通ったら取り出して冷まし、皮をむいて手で1cmくらいにくずします。
この手順で使う材料じゃがいも(粉質のもの) 260g
強火→中火直径22 cmのフライパンにギーを溶かし、中火でクミンシード、つぶしたコリアンダーとフェンネルを20秒炒めます。しょうが、青唐辛子、カシューナッツを加えてカシューがきつね色になるまで1分、グリーンピースを加えてさらに1分炒めます。じゃがいも、カシミールチリパウダー、ガラムマサラ、アムチュール、レーズン、塩を加えてやさしく炒め、じゃがいもにスパイスをまとわせます。パクチーを混ぜ、広げて完全に冷まします。
この手順で使う材料ギー(具用) 小さじ2クミンシード 小さじ½コリアンダーシード(粗くつぶす) 小さじ1フェンネルシード(粗くつぶす) 小さじ½おろししょうが 小さじ1½青唐辛子(みじん切り) 1個カシューナッツ(刻んだもの) 15g冷凍グリーンピース 40gカシミールチリパウダー 小さじ½ガラムマサラ 小さじ½アムチュール(乾燥マンゴーパウダー) 小さじ½レーズン 12g塩(具用) 小さじ½パクチー(刻んだもの) 大さじ2
中火生地を1人分につき1個(約80g)に分け、18×13cmの楕円にのばして半分に切ります。直線側に水を塗って円すい形にし、具を詰めて後ろにひだを寄せ、しっかり閉じます。底をまな板に軽く打ちつけて平らにすると、まっすぐ立ちます。包んだサモサは乾いた布巾をかけて10分置き、表面を少し乾かすと、揚げたときに皮がなめらかで固く仕上がります。
直径16 cmの深い鍋か中華鍋に揚げ油を入れ(深さ4cm以上、鍋の半分以下)、弱めの中火で約熱して130°Cにします。生地を落とすと底にとどまり、ごく細かい泡とともにゆっくり浮いてくる状態です。水けは遠ざけ、ふたを手元に置いておきましょう。
この手順で使う材料揚げ油 800ml
弱めの中火サモサをそっと入れ、2回に分けて揚げます。弱火で、油を125〜135°Cに保ち、3〜4分ごとに返します。ほとんど色づかないまま皮が固くなり、針で突いたような細かい気泡がびっしりできればOK。この低温の工程こそハルワイ風のザクザク感の秘訣です。中火に上げて揚げ、均一なこんがり色になったら網に立てます。次を揚げる前に油を130°Cまで下げ、2種のチャツネを添えて出します。
弱火→中火
料理のコツ
タマリンドチャツネは冷蔵で2週間、ミントチャツネは2日ほど保存できます。揚げているときに皮に大きな気泡ができるなら、油の温度が高いか、生地の油脂が足りません。残ったサモサは200°Cのオーブンで8分温めると再びサクサクになります。
キャンプで作るとき
チャツネ2種と具は家で作り、サモサは包んで冷凍してクーラーボックスへ。現地では解凍せずにそのまま揚げられます(2〜3分長め)。低温で長く揚げるにはバーナーの火加減が大切なので温度計を必ず持参し、風よけを立てた平らな場所でのみ揚げてください。