イギリスの定番スコーン
冷たいバターを粉にすり込み、手で形を整えて高く焼き上げる英国の定番スコーン。ジャムとクロテッドクリームを添えて。
作り方
オーブンを220 °Cに設定し、しっかり予熱します。強い熱を一気に受けることで高くふくらみます。天板にオーブンシートを敷きます。
オーブン大きなボウルに薄力粉、ベーキングパウダー、塩、砂糖を入れて混ぜます。冷蔵庫から出したてのバターを1cm角に切って加え、指先で粉とすり合わせるように混ぜ、細かいパン粉のような状態にします。豆粒より大きなバターの塊がなければOK。手の温度でバターが溶けないよう手早く作業します。
この手順で使う材料薄力粉 130gベーキングパウダー 小さじ2塩 1つまみグラニュー糖 15g冷たい無塩バター 35g
中央をくぼませて牛乳を注ぎます(残りは表面に塗る分)。テーブルナイフで切るように混ぜ、しっとりして少しべたつく、まとまりかけの生地になったら止めます。底に粉が残るなら牛乳を数滴足します。こねると固く平たいスコーンになるので、こねないでください。
この手順で使う材料冷たい牛乳 77ml
打ち粉をした台に生地を出し、手のひらで軽く押さえて厚さ2.5cmの円形にします。めん棒は不要です。直径6cmの丸型に粉をつけ、ねじらずにまっすぐ押して抜きます。ねじると縁がくっついてふくらみません。残った生地は一度だけまとめ直して抜き、全部で4個にします。
天板に2cm間隔で並べ、残りの牛乳を表面だけに塗り、220 °Cのオーブンで焼きます。高くふくらんで表面がきつね色になり、底をたたくとコンコンと軽い音がすれば焼き上がり。側面がまだ生っぽければ2分追加します。
この手順で使う材料冷たい牛乳 8.5ml
オーブン網に移して清潔なふきんをかぶせ、置きます。ふきんをかけると表面がやわらかく保たれます。ナイフではなく手で上下に割り、ジャムとクロテッドクリームをたっぷりのせます。コーンウォール式はジャムが先、デヴォン式はクリームが先です。
この手順で使う材料いちごジャム 大さじ2クロテッドクリーム(なければ固めに泡立てた生クリーム) 60g
料理のコツ
バターも牛乳も冷たいまま、生地はできるだけ触らないのが高くふくらませるコツ。焼いた当日がいちばんおいしく、残ったら冷凍してオーブンで5分温め直します。
キャンプで作るとき
粉類とバターは家ですり混ぜてジッパー袋に入れ、クーラーボックスで運べば、現地では牛乳を加えるだけ。オーブンシートを敷いたダッチオーブンで、ふたの上の炭を多めにして15〜20分焼くか、厚さ2cmにしてふたをした鋳鉄フライパンの弱火で片面6〜7分ずつ焼くグリドルスコーンにします。表面の焼き色は控えめでも味は十分です。