ティハール風ギーのセルロティとアルアチャール
米をやや粗めに挽いて2時間ねかせ、ギーを合わせた油で揚げて香ばしさと歯ごたえを引き出したお祭り仕様。ごまとティムルのじゃがいもアチャールを添えて。
作り方
米を水が澄むまで洗い、たっぷりの水に浸します。
この手順で使う材料うるち米(長粒米または普通の米) 140g
水気をしっかり切った米と砂糖をミキサーで断続的に回し、細かいセモリナ粉のようにします。バナナ、ギー、カルダモン、クローブ、塩を加え、牛乳を少しずつ注ぎながらさらに撹拌し、ごく細かい粒感の残る濃い生地にします。このわずかな粗さが外側のカリカリ感を生みます。ふたをして室温でねかせると、ほのかな発酵の香りが出て色づきも均一になります。
この手順で使う材料砂糖 35g完熟バナナ ½個ギー(生地用) 大さじ1カルダモンパウダー 小さじ¼クローブパウダー 1つまみ塩(生地用) 1つまみ牛乳 70ml
アチャール用のじゃがいもを皮付きのまま18 cmの鍋に入れ、かぶるくらいの水を注いで強火でゆでます。竹串がすっと通ったら取り出し、皮をむいて2cm角に切り、冷まします。
この手順で使う材料じゃがいも(煮崩れしにくい品種) 250g
強火油をひかないフライパンでごまを中火で炒り、香ばしい香りがして数粒はじけ始めたら火から下ろします。すり鉢かミルでごま、ティムル、チリパウダー、ターメリック、塩を細かい粉にします。じゃがいもにこの粉、縦半分に切った青唐辛子、レモン汁、刻んだパクチーを加え、崩さないようにあえます。
この手順で使う材料白ごま 大さじ2½ティムルまたは花椒 2つまみチリパウダー(一味唐辛子でも可) 小さじ½ターメリック 小さじ¼塩(アチャール用) 小さじ¾青唐辛子 1個レモン ½個パクチー 8g
中火小さなフライパンでマスタードオイルを強めの中火で薄く煙が出るまで熱し、火を止めて数秒おき、フェヌグリークシードと赤唐辛子を入れます。以内、フェヌグリークが濃い茶色になったらすぐにじゃがいもにかけて混ぜます。30分置くと味がなじみます。
この手順で使う材料マスタードオイルまたはサラダ油 大さじ1フェヌグリークシード 小さじ¼赤唐辛子(乾燥) 1個
強めの中火水気のない20 cmの深鍋に揚げ油と揚げ用ギーを入れ、中火で熱して170℃にします。ギーを合わせることで、お祭りのセルロティならではの香ばしさと濃い色が出ます。油は鍋の3分の1以下にし、そばを離れないでください。
この手順で使う材料揚げ油 ½Lギー(揚げ用) 100g
中火生地を混ぜてドレッシングボトルに入れ、油に近い位置から直径12cmの輪を一筆で描きます。弱めの中火で揚げ、浮いて裏が赤茶色になったら串で返し、さらに揚げます。基本よりやや低温で長めに揚げることで、外側がしっかりカリッとします。全部で6個揚げ、立てて油を切ります。
弱めの中火セルロティを重ねて盛り、アルアチャールを小鉢で添えます。甘いセルロティをひと口、甘酸っぱく辛いアチャールをひと口、交互に食べるのがネパールのティハール祭りの定番です。
料理のコツ
ねかせる時間が長いほど風味は深まりますが、4時間を超えると酸味が強くなることがあります。揚げ油のギーは半量までに。ギーだけだと煙が出やすくなります。アルアチャールは冷蔵で3日もち、冷たくてもおいしいです。
キャンプで作るとき
セルロティは自宅で揚げ、アルアチャールもあえて密閉容器に入れて持っていけば、キャンプ場では出すだけ。朝、焚き火のそばの網でセルロティを軽く温めると外側が再びカリッとします。