焦がしバターとカルダモンのスキリングスボッレ
炒りたてのカルダモンを練り込んだ生地を一晩低温発酵し、香ばしい焦がしバターのフィリングとシロップのつやで仕上げるベーカリー仕立て。
作り方
カルダモンのさやを割り、黒い種だけを取り出します。油をひかないフライパンで弱火にかけ、揺すりながら炒って香りが立ったらすぐに取り出し、すり鉢かめん棒で細かく砕きます。市販のパウダーより何倍も香ります。
この手順で使う材料カルダモンの種(ホールから取り出したもの) 小さじ1½
弱火16 cmの小鍋で牛乳を弱火で温めて35℃ほどのぬるさにし、火から下ろして卵黄を溶き混ぜます。
この手順で使う材料牛乳 140ml卵黄 1個
弱火ボウルに強力粉、生地用の砂糖、イースト、塩、砕いたカルダモンを混ぜ、卵黄入りの牛乳を加えてスタンドミキサー(または手)でこねます。まとまったら室温のバターを少しずつ加え、さらにこねてなめらかで弾力のある生地にします。少量を薄くのばして破れずに向こうが透ければ十分です。
この手順で使う材料強力粉 250gグラニュー糖(生地用) 30gインスタントドライイースト 3g塩 小さじ½バター(生地用、室温) 50g
生地を丸めて油を塗ったふた付き容器に入れ、室温に置いてから冷蔵庫で(一晩)ゆっくり発酵させます。低温発酵で風味が深まり、冷えた生地はのばしやすくなります。
16 cmのフライパンにフィリング用のバターを入れ、中火で混ぜながら加熱します。泡が落ち着き、底に茶色い粒ができてナッツのような香りがしたらすぐボウルに移して焦げを止めます。ブラウンシュガー、シナモン、塩を混ぜ、冷蔵庫で10分冷やして塗れるペーストにします。
この手順で使う材料バター(焦がしバター用) 50gきび砂糖(またはブラウンシュガー) 50gシナモンパウダー 小さじ2フレーク状の塩 1つまみ
中火冷たい生地を打ち粉をした台で厚さ5mm、30×20 cmの長方形にのばし、フィリングを均一に塗ります。長い辺からきつく巻いて15分冷やし固め、3〜4cm幅に切ってオーブンシートを敷いた型に軽く触れ合うように並べます。覆いをして暖かい場所に置き、指で押すとゆっくり戻るまでふくらませます。
オーブンを210℃に予熱します。溶き卵を薄く塗り、中段で焼いて濃いきつね色にします。
この手順で使う材料卵(塗り卵用) 1個
オーブン焼いている間に小鍋にシロップ用の砂糖と水を入れ、中火で煮立てて砂糖を完全に溶かします。焼き上がったらすぐに熱いシロップを刷毛で塗ってつやを出し、15分冷まします。
この手順で使う材料グラニュー糖(シロップ用) 25g水(シロップ用) 25ml
中火
料理のコツ
焦がしバターは数秒で焦げ過ぎるので、内側が明るい色の鍋を使うと色の変化が見やすいです。朝に焼きたい場合は手順6の最終発酵前で止めて型ごと冷蔵し、翌朝室温で1時間発酵させてから焼きます。
キャンプで作るとき
生地とフィリングは家で作ってクーラーボックスへ。移動中に低温発酵が進みます。現地で巻いて切り、暖かい車内や日なたで発酵させ、ダッチオーブンの上下に炭をのせて15〜20分焼き、シロップはバーナーで煮立てます。