とんかつ
厚めの豚ロースにパン粉をまとわせ170℃でカラッと揚げ、細いキャベツのせん切りとソースを添える、日本の家庭の定番とんかつ。
作り方
キャベツは芯を切り取り、葉を重ねてくるくる巻き、できるだけ細く(1mm)せん切りにします。氷水につけてシャキッとさせ、ざるに上げて水気をよくきり、冷蔵庫に入れておきます。
この手順で使う材料キャベツ 120g
豚肉2枚の表面の水気をキッチンペーパーで拭きます。脂身と赤身の間の白い筋に、包丁の先で2cm間隔、深さ5mmほど切り込みを入れて筋切りすると、揚げても反り返りません。包丁の背で両面を軽くたたいてから手で形を整え、衣をつける直前に塩、こしょうを両面にまんべんなくふります。
この手順で使う材料豚ロース肉(とんかつ用・厚さ1.5cm) 260g塩 小さじ½こしょう 2つまみ
卵に水を加えて泡立て器でよく溶きます。肉に薄力粉をまぶして余分をはたき、薄い膜だけ残したら卵液にくぐらせて余分を落とします。パン粉の上にのせて手のひらでしっかり押さえ、両面と側面まで隙間なくつけ、油を温める間は網の上において衣を落ち着かせます。
この手順で使う材料卵 1個水(卵液用) 小さじ1薄力粉 大さじ2パン粉 45g
厚手の直径22 cmの鍋に揚げ油を入れます(深さ3cm以上、鍋の半分以下)。中火で約加熱して170℃にします。温度計がなければパン粉を少し落としてみましょう。途中まで沈んですぐに浮き上がり、シュワシュワと泡が出れば170℃です。鍋の柄は内側に向け、周りに水気を置かないようにします。
この手順で使う材料揚げ油 1.2L
中火肉を向こう側へそっと滑らせるように入れ、油はねを防ぎます。1回に分けて揚げ、最初の1分は衣が固まるまで触らず、そのあとトングで一度返し、強めの中火で1回につき合計揚げます。衣が濃いきつね色になり、泡が小さく、音が軽くなれば揚げ上がりです。1回ごとに浮いた揚げかすをすくいます。
強めの中火引き上げたら網の上に立てておきます(紙の上に寝かせると蒸気がこもり、下側がしんなりします)。余熱で中まで火が通り、いちばん厚い部分の中心温度が63℃以上になります。よく切れる包丁を上から一気に押し下げるようにして2cm幅に切ると、衣がはがれません。
皿にキャベツをこんもり盛り、とんかつを立てかけるようにのせ、レモンと練りからしを添えます。ご飯と一緒に出し、ソースは食べる直前にかけるかつけていただきます。使った油は完全に冷めてからこして保存すれば、あと2〜3回使えます。
この手順で使う材料レモン ½個練りからし 小さじ1温かいご飯 400gとんかつソース 大さじ4
料理のコツ
冷たい肉は中まで火が通りにくいので、揚げる20分前に冷蔵庫から出しておきましょう。乾燥パン粉なら霧吹きで軽く湿らせて10分おくと、ふんわりサクサクの衣になります。残ったキャベツにはごまドレッシングがよく合います。
キャンプで作るとき
深い鍋で揚げるのが不安なら、スキレットに油を1.5cm入れ、中火で片面3分ずつ揚げ焼きにします。肉は家で衣までつけてラップで包み、クーラーボックスで運ぶと現地が汚れません。使った油は新聞紙や凝固剤に吸わせて持ち帰ります。