トルティージャ・デ・パタタス(スペイン風オムレツ)
オリーブオイルでやわらかく煮たじゃがいもと玉ねぎを卵液にたっぷり混ぜ、厚く焼き上げる、中がしっとりしたスペインの定番オムレツ。
作り方
じゃがいもは皮をむいて縦半分に切り、3mm厚さの薄切りにします。玉ねぎは薄切りにします。両方をボウルに入れ、塩の半量をふって全体を混ぜます。
この手順で使う材料じゃがいも(煮崩れしにくいメークインなど) 350g玉ねぎ 100g塩 小さじ½
直径18 cmのフッ素樹脂加工のフライパンにオリーブオイルを入れ(深さ約1.5cm)、じゃがいもと玉ねぎを加えてほぼ油に浸るようにします。中火にかけ、小さな泡が出てきたら弱めの中火に落とし、ときどきへらで返しながらゆっくり火を通します。へらで押すとじゃがいもが簡単に崩れ、カリッとせずやわらかく、ところどころ薄く色づく程度になれば完成です。
この手順で使う材料オリーブオイル(じゃがいもを煮る用、大部分はあとで取り出す) 200ml
中火→弱めの中火耐熱ボウルにざるを重ね、じゃがいもと玉ねぎをあけて油をきります(きった油は他の料理に使えます)。大きなボウルに卵を割り入れ、残りの塩を加えて白身のかたまりがなくなるまでよく溶きます。温かいじゃがいもと玉ねぎを加え、スプーンで押して卵液に沈め、おいて卵液を吸わせます。
この手順で使う材料卵 3個塩 小さじ½
フライパンをキッチンペーパーでふき、きった油大さじ1を入れて強めの中火で1分温めます。卵液を流し入れて平らにならし、最初の20秒は縁だけをへらでやさしく混ぜます。弱めの中火に落として焼き、ときどきフライパンをゆすり、へらで縁をぐるりとはがします。縁が固まり、少し持ち上げて底がきつね色なら返しどきです。
強めの中火→弱めの中火返し方:フライパンより大きい平らな皿を逆さにしてかぶせ、オーブンミトンをした手で皿をしっかり押さえ、シンクの上で一気にフライパンを返します。フライパンに油を数滴たらし、焼けていない面を下にしてトルティージャを滑らせて戻します。へらで縁を内側に寄せて丸く整え、弱めの中火で焼きます。中央を軽く押して弾力がありつつ少しやわらかければ、中がしっとりした焼き加減です。
弱めの中火皿に移しておき、中を落ち着かせます。放射状に切り分け、温かいうちか室温で食べます。
料理のコツ
煮崩れしにくいじゃがいもを使うと切り口がきれいです。返すのが怖ければ、まずトルティージャを皿に滑らせて移し、空のフライパンを逆さにかぶせて皿ごと返しましょう。玉ねぎを入れなければ、もう一つの定番「玉ねぎなし」になります。
キャンプで作るとき
バーナー1台と20cmのフッ素樹脂加工フライパンで作れます。じゃがいもと玉ねぎは前日に家で油煮にしてクーラーボックスで持っていけば、現地では卵と混ぜて焼くだけです。返すときは皿の代わりにふたを使い、キャンプ用バーナーは中央の火力が強いので家より弱めにしましょう。