ヴァレーニキ(ウクライナのじゃがいも水餃子)
薄い生地にマッシュポテトと飴色玉ねぎを包んでゆで、バター玉ねぎとサワークリームをたっぷりのせる、ウクライナの国民的な水餃子。
作り方
ボウルに粉と塩を混ぜて中央をくぼませ、ぬるま湯と油を注ぎます。フォークで混ぜてまとまったら、手でこねて、耳たぶくらいのやわらかさのなめらかな生地にします。手につくなら粉を少し、かたければ水を小さじ1ずつ足します。ラップで包んで最低30分休ませます。グルテンが落ち着き、薄くのばしやすくなります。
この手順で使う材料中力粉(または薄力粉と強力粉を半量ずつ) 200gぬるま湯(約40℃) 110mlひまわり油(またはサラダ油) 大さじ0.9塩 小さじ¼
じゃがいもは皮をむいて同じ大きさに4等分し、18 cmの鍋に入れてかぶるくらいの水と塩を加えます。強火で沸騰したら中火にしてゆでます。竹串がすっと通ったら湯を捨て、鍋を少し火にかけて水分を飛ばします。水っぽい具はゆでる時に破裂の原因になります。
この手順で使う材料じゃがいも(男爵などほくほく系) 400g塩 小さじ0.6
強火→中火その間に玉ねぎをみじん切りにします。24 cmのフライパンにバターと油を入れて中火で熱し、玉ねぎを、こまめに混ぜながら焦がさずに、きつね色で甘い香りがするまで炒めます。半量(脂ごと)を具用に、残り半量をトッピング用に分けておきます。
この手順で使う材料玉ねぎ(中) 2個バター 25gひまわり油(またはサラダ油) 大さじ2⅛
中火じゃがいもが熱いうちになめらかにつぶし、炒め玉ねぎの半量、こしょう、塩を混ぜます。味をみて調え、完全に冷まします。温かい具を包むと生地がのびて破れやすくなります。
この手順で使う材料黒こしょう 適量塩 小さじ¼
生地を半分に分け、打ち粉をした台で約2mmの厚さにのばします。直径7cmのコップや型で丸く抜き、中央に具を小さじ山盛り1ずつのせます。半分に折り、空気を抜きながら縁を指でしっかり押さえて閉じます。全部で24 pcほどできます。打ち粉をしたバットに、くっつかないように並べます。
大きな鍋に湯を強火でぐらぐら沸かし、塩を入れます。ヴァレーニキを1つずつ入れ、底にくっつかないようやさしく混ぜます。再沸騰して浮いてきたら中火にして、さらにゆでます。一度に入れすぎるとくっつき湯温も下がるので、4 L · 2×12(湯の量・回数×個数)に分けてゆでます。縁を少しかじって粉っぽさがなければOKです。
この手順で使う材料塩 小さじ¾
強火→中火穴あきお玉ですくって湯をきり、取っておいた炒め玉ねぎとバターにすぐ絡めると、くっつきません。器に盛り、サワークリームと刻んだディルをたっぷりのせて熱いうちにどうぞ。
この手順で使う材料サワークリーム 100gディル 5g
料理のコツ
余った生のヴァレーニキはバットごと冷凍してから袋に移せば1か月保存でき、凍ったままゆでられます(1〜2分長め)。ゆでて残ったものは翌日バターでこんがり焼くと絶品です。生地が縮んでのばしにくい時は、さらに5分休ませましょう。
キャンプで作るとき
生地作りと包む作業は家で済ませて冷凍し、クーラーボックスで持参すれば、キャンプ場ではゆでるだけです。バーナーの火力が弱いと再沸騰に時間がかかるので、一度に10個以下にしましょう。サワークリームは5℃以下で保管します。