小籠包(上海風スープ入り蒸し餃子)
薄い皮で豚肉あんと煮こごりを包んで蒸し、ひと口かじると熱々のスープがあふれ出す上海名物の小籠包。
作り方
小鍋に冷たい鶏ガラスープを入れ、粉ゼラチンを全体にふり入れて5分ふやかします。弱火で混ぜながら温めてゼラチンを完全に溶かしますが、沸騰はさせません。広く浅い容器に流して冷まし、冷蔵庫で2時間以上しっかり固めます。この煮こごりが蒸すと溶けてスープになります。
この手順で使う材料鶏ガラスープ(無塩か減塩) 150ml粉ゼラチン 7g
弱火ボウルに粉と塩を入れ、ぬるま湯を少しずつ加えながら菜箸でそぼろ状に混ぜ、手でこねて耳たぶくらいのなめらかでやわらかい生地にします。ラップをして30分休ませます。休ませるとグルテンがゆるみ、薄くのばしても破れにくくなります。
この手順で使う材料中力粉(なければ薄力粉と強力粉を半々) 100gぬるま湯 52ml塩(生地用) 1つまみ
生姜の一部と長ねぎを包丁の腹でつぶし、水に10分浸けてから固く絞って取り出し、ねぎ生姜水を作ります。ボウルに豚ひき肉、しょうゆ、紹興酒、砂糖、塩、白こしょうを入れ、一方向にだけ混ぜながらねぎ生姜水を3回に分けて加えます。ほど混ぜ、肉に粘りが出て水分をすべて吸えばOKです。
この手順で使う材料生姜 9g長ねぎ 1個水(ねぎ生姜水用) 40ml豚ひき肉(脂が3割ほどのもの) 200g淡口しょうゆ(生抽) 小さじ2紹興酒(なければ酒) 小さじ2砂糖 小さじ1塩(あん用) 2つまみ白こしょう 1つまみ
固まった煮こごりを5mm角に刻み、ごま油と一緒にあんに加えてさっくり混ぜます。冷蔵庫で15分冷やすと、あんが締まって包みやすくなります。
この手順で使う材料ごま油 小さじ1
生地を棒状にのばして16 pcに等分します(1個約9g)。手のひらでつぶし、めん棒で直径8cmの円形にのばします。縁は薄く、中心はやや厚めに。中心にあんをひとさじ(約20g)のせ、親指であんを押さえながら、もう一方の手で縁を少しずつつまんで16〜18のひだを寄せ、最後にねじって閉じます。クッキングシートか白菜の葉を敷いたせいろに3cm間隔で並べます。
せいろの下の鍋にたっぷりの湯を沸かし、勢いよく湯気が立ったら24 cm × 2のせいろ(直径×段数)をのせ、強火で蒸します。皮が半透明になり、少しへたっとしてぷるぷる揺れれば蒸し上がりです。蒸しすぎると皮が破れてスープが流れ出るので、時間を守りましょう。
強火残りの生姜をごく細いせん切りにして黒酢に入れ、たれにします。小籠包は上のひだをつまんでれんげにそっとのせ、横を少しかじって穴を開け、まずスープをすすってから、生姜酢をのせて食べます。
この手順で使う材料生姜 6g黒酢(鎮江香酢) 大さじ3
料理のコツ
煮こごりは肉の重量の半分以上入れると、スープがたっぷりになります。ひだが不格好でも、口さえしっかり閉じていればスープはもれません。包んだものはバットに並べて凍らせてから保存袋へ。凍ったまま2〜3分長く蒸せばOKです。
キャンプで作るとき
キャンプでは、家で包んで冷凍したものをクーラーボックスで運び、クッカーにせいろか折りたたみ式の蒸し台をのせてバーナーの強火で蒸すのが現実的です。風よけを立てて湯気をしっかり保ちましょう。